花と緑の専門店 浜松植木

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今日はブレーク、タネの話あれこれ

 本日は定休日。
 水曜日

 水曜日は お店以外のお仕事をゆ~くりとしています。
 Auの占い通り 今日は努力が実を結ぶ日となりました。ご新規予約3件ゲット!
 お休みの日の方が効率が良かったりして(^O^)

 今日投稿するのは「タネ」の話です。
 私は元々「タネ屋」から園芸の商売をスタートしていますので
 タネにはご縁があります。

 「大いなる無駄知識」の
 ① 世界最大の種子
 ヤシのタネで「ダブルココナツ」(双子椰子)のタネがギネス認定世界最大になります。
 重量約20kg。二つのタネがくっついたような形をしています。
 (写真があればいいのですが、ご興味のある方は「ダブルココナツ」で検索してみて下さい)

 ② では園芸店で売られているもので最大なのは?
 私の知る範囲では マメ科の植物で「ジャックと豆の木」オーストラリアンビーンズが
 最大です。栗の実より大きなサイズです。マメ科なので サヤに入っていますが
 サヤは40~50cmくらいあって、なた豆のような感じですね。
 園芸店では「観葉植物」として売られています。


 ③ では 世界最小のタネは?
 インターネットで調べてみましたが、変な物が引っかかるので経験則での限りです。
 世界最小かどうかは 分かりませんが 私の知る限り最小の種子は
 「カルセオラリア」巾着草のタネです。
 今日はブレーク、タネの話あれこれ
 
 今までのは余談です。今からが本題なのですが

 タネの単位って何でしょうか? 
 粒?
 現在では 農家向けの種子は 1,000粒いくら というものが多いのですが
 少し前までは 1ml(1ミリリットル)いくら という表記でした。

 種は「体積」単位で売られているんです。

 昔ながらのタネ屋さんへいくと 今でも「1合」いくら 「1勺」いくら で売られています。
 タネ屋さんに1合升や 1勺のおチョコのような入れ物を見た人も多いと思います。
 (永六輔さんも嘆いていますが 現在、尺貫法での契約や取引は法律違反になります。
   まったく馬鹿げた法律だと思いますが)


 タネ屋商売を始めたころ この1mlいくらというのに非常に悩まされました。

 必ず「1ml でどれだけタネがはいってる?」と聞かれるからです。
 種の大きさは 様々です。それを暗記しなければいけません。これが厄介でした。

 パンジーは2mlで約900粒、日々草は10mlで約2500粒、マリーゴールドは10mlで約400粒
 覚えました 覚えました。

 上に出てきたカルセオラリア 現在では大手種苗メーカーが扱わなくなってしまいましたが
 「カルセオラリア・ミダス」 私の記憶では 0.5ml6万粒だったと思います。
 正直言って「ほこり」です。くしゃみをしたらすべて無くなってしまいます。
 花粉症の時期には撒いてはいけないタネですね。

 

ちなみに 1勺×10=1合 (180cc)
     1合×10=1升 (1800cc)
     1升×10=1斗 (18リットル)

 お祭りなどでの鏡割のたる酒は2斗1斗と呼ばれる 外見2斗樽、中身1斗
 というものですね。まあ 町の大きさにもよりますが。




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