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暑さに強い花 千日紅ストロベリーフィールズ

【余談からです】
 以前 紹介しましたが 弊社事務所にはツバメの巣があります。
 2回目のヒナがかえって 今では昼も夜も親にエサをねだり うるさく鳴いてます。

 親はたいへんですが 今晩は父親がヒナの面倒をみてて 母親は時計の上で寝てます。

 気にはなるようですが、ツバメの子育てもオス(イクメン)なんですね。
 流行に敏感 と感心してます。

さて 夏の暑さに強い花シリーズ 今日はセンニチコウ・ストロベリーフィールズをご紹介します。

 暑さに強い花 千日紅ストロベリーフィールズ

 センニチコウ ヒユ科 原産地:熱帯アメリカ 北アメリカ南部 

 球状の花が特徴 センニチコウ(千日紅)の名前は ドライフラワーにもなって
 千日 紅を保つところからきています。

 球状の花と書きましたが 正確には 色付いているのは苞葉(ほうよう)と言って
 花のすぐ下の「葉」が変化したものです。

 花は その苞葉の中からのぞいている 白いのがそうです。

 センニチコウには 大きく分けて2種類あります。
グロポーサ系
 1年草に分類されます。
 草丈が30cm程度で 古くから花壇用の草花として利用されています。
 開花期は 初夏~秋で 花数が多いのが特徴です。

ハーゲアナ系
 多年草に分類されますが、霜に当たると枯れるので 1年草扱いでよいと思います。
 ストロベリーフィールドも ハーゲアナ系ですが、元々は「切花用」でした。

 現在では ストロベリーフィールドも花壇用に利用されています。
 通常 1m位に成長します。切花としては 1株あたり 10~20本程度の切花が切れます。

 少し前には「ラズベリーフィールド」も売られていましたが 発芽の問題でしょうか
 現在では 種子の販売は少なくなっています。 でも いい花なんですけどね。
 発芽率は言わないから 売っていただきたいです。
 なぜなら 挿し芽で簡単に増やすことができるから(笑)

【植え場所】
 日当たりのよい場所を好みます。
 ジメジメした土地は苦手なので、水はけのよい土がよいでしょう。

【水やり】
 やや乾燥してる場所のほうがよいです。 寄せ植えにする場合は下の葉を取り除いて
 植えましょう。下葉が枯れても くっついていて軸から離れません。
 そのうtりに 病気になってしまいますので 最初から取っておいたほうがよいです。

【肥料】
 成長は旺盛ですが 強い肥料は必要ありません。
 夏は 薄い液肥を週1回の割合でかけるとよいです。
 液肥は 株元にかけましょう。葉や花にかからないほうがよいです。

【ポイント】
 センニチコウで一番やっかいなのは 種まきです。
 発芽に温度が必要で プロでも最も早い人で3月後半になります。

 通常では 5月GW以降がよいでしょう。
 取り蒔きタネでは 綿毛が付いていますので砂で揉むかして綿毛を取り除き
 種まきをします。

 乾燥が好きな花ですので 逆に「ダニ」対策をしましょう。
 時々 葉の表裏に水を霧吹きすると効果的です。
 
 センニチコウは「切れば切るほど」新しい芽を吹きます。
 花を咲かせるまでに 2回ほどピンチをすると形の良い株になります。

 切り花にもできる花・・・これはテーマになりそうです。
 暑さに強いシリーズの後にやりましょうか。

 ― ― ― ゴン ― ― ―



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この記事へのコメント
またしてもタイムリーなお話をありがとうございます!
私、この6月になって遅ればせながら千日紅の種まきをしていました(笑)。
ほんの二週間ほど前です。
暖かいからか、撒いて5日目で発芽しました(*^^*)
感激です(*^^*)
間引きして、少し大きくなってきました。
この、まだ子葉が大きくなってきたくらいの状態から
どのくらい大きくなったら
直射日光にあててあげるといいのでしょうか?
このタイミングがわからなくて悩んでいます。
ネットで検索しても、なかなか載っていないんですね。
ご存じでしたら、教えていただきたいです(>_<)

ついでに先週末に日日草の種まきをし、
一昨日、発芽しました( ゚Д゚)
こちらも5日目くらいです。
発芽したばかりの芽は、
小さくて小さくて、本当にかわいらしいですね(*^^*)
Posted by リリー at 2015年06月28日 21:51
リリーさんコメントありがとうございます。

6月以降の種まきは太陽の強さが気になりますが
タネって結構 丈夫なものです。

一番 怖いのは水切れ。

発芽したら 徐々に日に慣らしていきます。
センニチコウは 直射には丈夫ですから子葉が開いたら
直射でもいいですよ。

逆に 日光不足で「もやし」状態になるほうが後々の生育
に悪いことになります。

心配でしたら 午前中 日に当たって午後当たらない
東向きの場所をおすすめします。

① 種まきのトレイを地面に直接置かないこと。
 できれば少し空間をあけたほうがいいです。
 これは ナメクジ対策でもあります。

② 1日に何回か水をかけます。土の表面が乾き気味
 だったらお水をあげましょう。通常 朝と夕方の2回
 ですが日が強い場合 あるいはタネまきの土が少ない
 場合 日中も水をかけます。
 水もちのよい土の場合は1回でも構いません。

③ 本葉が2~3枚時にポットへ移植するといいです。
 管理は種まき時と変わりません。

ニチニチソウは移植を嫌いますので 早めの植え替えで
根を傷めないように気を付けます。

※ 梅雨明け~盆までの時期は別格です。寒冷紗下での
管理がよいと思います。寒冷紗は30%遮光程度の物を
おすすめします。

ちょっと話がプロっぽくてすいませんが、いかがでしょうか?
Posted by 浜松のゴンちゃん浜松のゴンちゃん at 2015年06月29日 21:47
とっても詳しくありがとうございます(*^^*)
今は乾燥させないようにと、苗キャップをかぶせて
育てています。
日光にあてるとすると、苗キャップをかぶせたままだと
中は暑くなりすぎてしまいますよね( ゚Д゚)
種まき用のトレイで植えているので
底が浅いので、苗キャップを外すとすぐに乾燥してしまいますね‥‥
気を付けます(>_<)

千日紅、去年は苗を買ってきて植えたのですが
(地植えで遮光はしてませんでした)
夏の暑さはきついようで
昼頃には首が垂れていました( ゚Д゚)
夕方になると、いつの間にか首が戻って
シャキッとしていたので
まるで意思があるかのように見えて
笑ってしまいました(笑)。

お返事ありがとうございます(*^^*)
引き続き、大事に育てます(*^^*)
Posted by リリー at 2015年06月29日 23:02
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