1週間ぶりの投稿になります。
気長にお待ちいただき光栄至極。
浜松も梅雨入りしましたね。今日は晴れでしたが 明日は午後から雨らしいです。
さて 休んでる間にも「コメント」をいただいておりまして
リリーさんからのリクエストがタイムリーでしたので、今日はそれに触れたいと思います。
これから 暑い季節へ入っていくのですが
浜松の夏は
「ハンパじゃなく暑い」です。
以前より 書いていますが 夏の暑さに強い花壇苗の3巨頭。
アンゲロニア・ペンタス・ポーチュラカ
園芸のテクニックのひとつですが コンパニオン・プランツという考え方があります。
コンパニオンプランツとは 言ってみれば「共生」です。
たとえば「トマト+マリーゴールド」
マリーゴールドはセンチュウ(土の中の虫と思ってください)除け になるので、
トマトはセンチュウの害から護られる。といった具合です。
主に野菜で研究が進んでいますが、「花+花」の場合はいかがでしょう。
もう少しオマケして たとえば「花+ハーブ」とか
ハーブで、害虫の忌避に役立つ植物の代表は「ローズマリー」です。
特に「這性ローズマリー」は 花のグランドカバーとしても役立ちます。
(注・・・グランドカバーは地表を覆うことで、地表面の温度上昇を抑える効果がある)
そこで おすすめのグランドカバーにもなるハーブをご紹介します。

レモンバーム レモンの香りのするハーブです。
繁殖する力が強く、挿し芽で簡単に増やすことができます。
ピンチ(摘心)回数を増やして 横へ伸ばすことで形がとれます。

ルッコラ ゴマの味がする 最近ではサラダの定番。
真夏をのぞいて いつでもタネまきが可能。エカキムシが好きなので
逆にエカキムシの入りやすいキク科の植物との植え合わせを提案します。
収穫は秋までにしてください。 冬のルッコラは「苦い」です。

イタリアンパセリ
イタリアンパセリは アオムシが付きやすいです。(キアゲハ 食欲旺盛)
アオムシは基本的に「卵からかえって 一番最初に食べた物をさなぎになるまで食べ続ける」
という性質があります。なので イタリアンパセリを犠牲にするつもりなら花は守られるわけです。

バジル
バジルには オンシツコナジラミを寄せない効果があります。
アリストール という細かい葉のバジルはオススメです。味が濃いです。
さて 趣味の園芸でも「グランドカバー」植物をやってましたね。
杉井さんが クローバーを勧めていましたっけ。
クローバーはOKです。強いし、美しい。
しかし オキザリス・・・だとしたら 私はNGを出したい。
クローバーは マメ科・マメ亜科ですが オキザリスは似てますがカタバミ科の球根です。
オキザリスは繁殖力が非常に強く 植え合わせの植物が負けてしまいます。
昔「幸せの四つ葉のクローバー」として売られていたのは このオキザリス(デッペイ)です。
草でのグランドカバー候補は たくさんありますので、次回にご紹介いたします。
- - - ゴン - - -