横浜出張の報告の続きです。
【余談】
配達を日常の業務としている当店にとっては「ガソリンの価格」というのは
たいへんに大きな問題です。
1990年頃は 1リットルの価格が80円くらいだったのに、今では150円。
配達のバンはリットルあたりの走行距離が8~9kmなので、満タン50リットルで
400kmちょっとの走行です。これが週に1回給油くらいのペース。
7500円×4週間=30,000円、20年前なら16,000円 コストが・・・。
最近の油代の高騰は 零細企業にはキツイです。
園芸業界を見渡せば、冬に重油を焚かなければいけない施設園芸
菊、観葉植物 の生産者はたいへんです。
静岡県の特産物「メロン」も大きなコスト増となります。
しかも、世間はデフレ時代 価格に反映できず「省力植物」への転向を余儀なく
されています。・・・安倍さん 頑張って「デフレ脱却」お願いします。本当に。
【ここから本題】
サカタのタネさんが、新しく出した商品も こんな世相を反映しています。
ペチュニアの新品種「エコチュニア」
見た目は普通のペチュニアなのですが、このペチュニア 生産者の省力化に貢献しています。
従来のペチュニアに比べて生育適温が低く、温室内の暖房温度を低く設定しても
同じ生育ステージを得ることができます。
しかも、開花に対して 低温・短日の影響をうけにくいです。
ということは、3月期の「早出し出荷」に対して たいへん有利な品種と言えます。
ペチュニアはナス科の植物でありながら、10°Cくらいの比較的低温でも生育ができますが
さらに 低い温度で大丈夫ということは・・・
浜松なら 無加温小トンネル栽培くらいでも 十分に生育してくれるという事ですね。
時代にマッチした有望な品種だと言えます。
これから、「花の色や形、多収」だけでなく「生産者の省力化につながる」「環境変化に強い」
などがキーワードになった 花や野菜の育種が進んでいく気がします。