今週金曜日は二十四節季のひとつ「白露」
秋めいて 野の草に白露が降りる時期・・・という事ですが。・・・
暑い!
とても 白露が降りるとまではいかないです。
現代版二十四節季を作るとすれば、かなりの偏りが出るのではないですかね?
今日のブログタイトル「お好きな服は?」でピンときた~~~という方は園芸通。
これは 秋の七草の覚え方なんです。
お・・・オミナエシ(女郎花)
す・・・ススキ
き・・・キキョウ
な・・・ナデシコ
ふ・・・ふじばかま
く・・・くず(葛)
は・・・ハギ(萩)
でおぼえることができます。
このなかでも、最も身近な植物(自生していて、よく目にする)は「萩」だと思います。
浜松市内で大きな自生地を2カ所存じ上げております。
ひとつは、結構街中でありながらも 人通りがなくあまり目に付かない場所。
もう1か所は 完全に山の中ですが 道が整備されていてこの時期はドライブにいいコース
となっております。(場所はナイショ 過去ログで少し触れていますが)
今日は「萩」について少し書きます。
ハギ・・・マメ科ハギ属 落葉低木 日本のほぼ全域で生息。
ハギは、ずっと草の仲間だと思っていましたが「木」の仲間ということで驚いています。
低木とは言っても 冬に切ってしまう事が多いので 宿根草かなと思っていました。
萩は「萩丘」という地名にもあるように、浜松の高台地域でも群生していたようですね。
山土を好みますが、あまり好き嫌いはないようです。
【植え替え】
落葉期に行ないます。
【用土】
あまり こだわりません。市販の培養土でも結構ですが、赤玉土主体の物がよいかと思います。
【肥料】
マメ科なので 多くを必要としません。
【水】
地植えの場合、根付いてしまえば基本「雨」だけで結構です。
鉢植えの場合は 夏が結構大変です。
【剪定】
落葉期に 30cm位を残して バッサリ切ってしまいます。
剪定をしないと 翌年の花付きが悪くなります。
開花期は 7月(早生系)~10月頃、万葉のなかでも詠まれている花です。
「萩」と言えば仙台が有名ですね。(銘菓 萩の月)
仙台の萩は「宮城野萩」といいます。
萩は全国にありますが、種類はそんなに多くありませんのでコレクションをする方は
簡単に集まりますよ。