今日から9月。
「防災の日」ですね。2学期の始業式の日に「防災訓練」があったことを思いだします。
子供達も土曜日ながら 「今日は学校で避難訓練」と登校していきました。
最も 私が学生だった頃は土曜日も学校がありましたけど・・・。
さて、今日は 以前にも書きましたが「ひまわりの顔に絵を描こう」の2回目です。
盛夏前に種まきをしたヒマワリが、そろそろ花をつけてくる頃になりました。
今年の夏は暑かったので、私の予想よりも早く 花をつける所が多いように思います。
勢いよく咲いたヒマワリはサンフラワーの名前宜しく 日の光をたっぷりと浴びて
花粉を出し始めます。
ヒマワリの花は それ自体が1個の花ではなく 実は小さな花の寄せ集めなんです。
咲いたヒマワリの花を 顔を近づけてじっと見ると タネができる部分も小さな花が咲いて
いることに気が付きます。ここで タネが1個1個 育まれる訳です。
私の友人から まさに私がやりたかった事ズバリの写真を送ってきてくれました。
ヒマワリの絵とは こんな事なんです。
ニコニコヒマワリ(夜見ると 不気味かもしれませんね、ハロウィンに使えるかも)
ヒマワリの花(外側の花弁を指します)は大体10日から3週間程で終わります。
その間に 内部では 必死でタネを製造しているんです。
花が咲き、花粉を出し、受粉をして、タネを作り始める。すると 内部の花の役割は終了。
タネが充実するまでの 保護膜的な要素だけになります。
さて、花が咲き始めて 3、4日したら 受粉を助ける為に軍手などをはめて
ヒマワリのフェースをやさしくなでてあげると 受粉が均一に行なわれます。
また、この時に ひまわりは多くの水を必要としますので 忘れずにたっぷりの水を
与えてください。
タネの部分が 膨らんできたら準備OK さあ、顔を書きましょう。
この時 タネの上にくっついている「花房」の部分はお役御免になっていますので
ひっかくようにすると ポロポロと取れてきます。
すると タネの黒字が見えて あたかも
白い顔に黒い線で絵を描いた 状態になります。(写真の通り)
もうしばらくすると 何もしないでも花房の部分が落ちてきますので、今度は逆に
線を描きたい部分のタネをピンセットまたは指で取り除いてしまいます。
そして、強制的に花房を取ると 今度は
黒い顔に白い線で絵を描いた 状態になります。
この絵は タネが落ちるまでそのままでいますので 長い事楽しめますが
ヒマワリが段々と下を向いてきてしまいますので そこを限界といたしましょう。
ヒマワリは、油を取ったり 食用にしたり また、土の中の余剰肥料を吸ったり
緑肥として たい肥になったりと 非常に人間にとって有用な植物です。
しかも 短期間に成長してくれるので ヒマワリをこれからも愛して下さいネ。