今日から8月後半。
秋蒔きタネの第1期が到来いたしました。
「まだ 暑いじゃん!」お叱りを受けそうですが この時期に秋蒔きの1回目「暑さに強い」
タネの蒔き時期になります。
確かに まだ暑いですので注意がいくつかあります。
①土 ・・・土は肥料分の少ないタネマキの土を使います。
市販されている物は春・秋用に調整されていて、この時期に使う物としては
肥料分が強すぎる可能性があります。
赤玉土の細粒や、無肥料の芝の目土を加えて「タネマキ土」を作っても良いです。
セミプロ~プロの方は種苗メーカーで「肥料分の少ない種まき土」を売って
いますので、それをご使用になるのが楽です。
②遮光・・・この時期の直射日光は強すぎるので、発芽時は遮光が必要です。
寒冷紗で 50%位の日陰を作ってあげると良いですね。
③水 ・・・暑い時期の「タネマキ」の水やりは神経を使います。水が多いと発芽後に
簡単に「根ぐされ」をおこしてしまいますし、少ないとすぐに乾いてしまいます。
タネマキ直後は 多めの水やりを 葉が開いてきたら徐々に水やり回数を少なく
していくのがコツです。1回の灌水量は逆に多くなります。
④虫 ・・・8月後半から9月までは「虫」が大敵です。特に昨日のブログでも取り上げましたが
「ガ」の幼虫による食害がひどくなってくる時期です。
種まき~幼い苗の時期は 特に暑い時期 薬剤を掛けたくありません。
しかし、予防的に 薄い薬剤を回数を増やして散布することで
回避することができます。
では、今から9月に種まきをしたら良い物ですが、
アブラナ科の植物の多く
野菜では 大根、白菜、レタス、春取りのキャベツ ニンジン(人参はセリ科ですが)
花では ストック、菜の花、キンレンカ などです。金魚草もいいですね。
お勧めしたいのは「パンジー、ビオラ」9月の10日までに蒔くと年内に開花します。
パンジー ビオラは タネを蒔く前 2週間程 冷蔵庫の中ですごさせて下さい。
発芽も良くなりますよ。
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タネマキを楽にする「優れモノ」
ピートバンがお勧めです。水やりも楽になりますので ぜひ御検討を。
使用方法などは 店員にお尋ねください。これで 500粒位のタネまきができます。