出張から帰ってまいりまして、久しぶりに投稿いたします。
毎日 毎日 まだ暑いですね。
昼日中の仕事は 太陽から避けて行ないたいものです。
先だっての記事投稿で「初秋の害虫」と「秋蒔きのタネ1番手始まりました」を書きましたが
ふたつを合わせて 御提案 キッチンガーデンに良い季節となってまいりました。
キッチンガーデンは キッチンのそばで「ガーデニング」主に野菜を楽しみましょう
という御提案です。
サラダを作っている時に「もう少し彩りが欲しいな」と思ったら プランターへ行って
チョキチョキ切って サラダに添えて・・・というような物です。
フランスでは少し進んで 野菜と花のコラボレーション花壇という考え方があります。
花も野菜も 同じ「土から出来る物」ですから 大した違いはありませんし、
野菜でも綺麗な物があれば、花でも食べられる物もありますので 分ける考えの方が
おかしい のかもしれませんね。
今日御紹介するのは「リーフレタス」です。
レタスって難しそう。と思われるかもしれませんが 意外に簡単です。
特に「リーフレタス」は彩りも良く 種まきから1ヶ月程で食べられるようになります。
しかも タネが安く 1袋に約1000粒も入っていますので、10回は楽しめそうですよ。
こんな感じ。
いかがですか?赤いレタスや縮れたレタス、どこかで見たようなツルンとした大きな葉。
プランターに 目分量で100粒も種まきすると こんな感じでわっさか できます。
これをサラダに使うと
充分な1品ですよね。 肉料理の添え物にも、マリネにも 色々な使い方ができます。
さて、ここからが園芸屋さんのご提案。
「リーフレタス」を蒔く時に ちょっとした工夫で 綺麗なプランターに仕上がります。
まず、プランターに土を入れます。市販の「野菜の土」では肥料分が強すぎて「猛暑時」の
種まきにはキツイです。
芝の目土・肥料無タイプで「赤玉土」の細粒に似た土があります。
この土を利用します。
まず、野菜の土と芝の目土を1:1の割合で綺麗に混ぜ合わせます。
その土をプランターに入れますが 7分目位の高さでストップ。平らにならします。
その後、目土のみをその表面に乗せていきます。
例えて言えば「プリン」と「カラメル」のような感じで薄く目土を乗せていきます。
一度お水をかけますが、水やりの場合 皆さん散水具をお使いですか?ノズルの所で
シャワー とか キリ ストレートと調節できるものであれば、キリにして水掛けを
します。そうすると 土の表面があばれずにすみます。
土に水がしみこんだら、種まきですが プランター中に均等に種まきをするのは
難しい事です。筋蒔きという方法を使います。
筋蒔きは 本当は 筋を書いて そこにタネを落としていく方法ですが、今回は省略。
大体で良しとしましょう。 まず、プランターに3本の筋をタネで書くようにイメージします。
いらないハガキ(固い薄い紙であればOK)を2つ折りにして谷形を作り そこに
タネを置きます(100粒位)紙をトントンやさしく叩くと タネが約1列に整列します。
それをハガキを軽く叩きながら プランターに落としていくと うまくタネが落ちます。
タネまきが終ったら 霧吹きで 水掛けをします。タネに充分に水を吸わせましょう。
この時、直射日光下よりは 1~2日は 日陰が良いです。発芽が始まりましたら
日光に当てる様にします。 そうすると発芽率がかなり良くなります。
リーフレタスを野菜の土で蒔いた場合 ほぼ肥料はいりません。1ヶ月後に収穫です。
楽しみに 水やりをしてくださいね。 ナメクジには注意。プランターを少し底上げすると
良いでしょう。