花と緑の専門店 浜松植木

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虫 注意報

 今日も日中は暑かったですが、夕方から 少し涼しい風を感じています。
 昨夜 寝る時に庭の虫の鳴き音が 心地よくて 瞬間でZZZに入ってしまいました。

 このように夜間の温度が下がってくると気をつけなければいけないのが
 「ガの幼虫による植物の食害」です。

 代表的な物ですが
 カキノヘタムシガ・・・柿の実、ヘタの部分に取りつき果実を落下させてしまう。
            初夏 晩夏の2回の発生時期あり。
            5月後半と8月の盆過ぎに「モスピラン乳剤」で消毒することを
            お勧めします。

 タバコガ    ・・・タバコガは花の中や果実の中を食い荒らす害虫です。
            一度発生すると もぐりこんでいますので直接打撃の薬は効きません。
            モスピラン粒剤やオルトランのように浸透移行性の薬で対処します。

 ハマキムシ   ・・・ハマキムシも葉を合わせたようにくるまってしまいますので
            オルトランを使います。涼しくなってくるとハイビスカスによく
            付きます。

 シンクイムシ  ・・・これも厄介です。シンクイムシも葉にくるまってしまいますので
            直接打撃系の薬剤が効果少ないです。
            オルトランやモスピラン粒剤など 効果が持続する薬剤が良いです。

 この他にも 「ヤガ」「ヨトウガ」が困った虫として 取り上げられます。
 折角 植物を育てていても これらにかかると一晩で葉や花、果実をムシャムシャ食べられて
 しまいます。

 お気づきかもしれませんが、ほとんどの「ガ」の幼虫にはオルトランが効きます。
 (カキノヘタムシガは例外)
 オルトラン は「根から吸い上げる」 オルトラン粒剤が有名ですが、これを一袋
 常備されていると いいですよ。
 「虫かな?」と思ったら 根元へパラパラ撒いて下さい。

 水に溶けて植物に吸収され、虫の食害から植物を守ってくれます。
 そう書くと「え~野菜には使いたくない」と思われるかもしれませんが、オルトランは
 野菜でも安心してお使いいただけます。
 収穫の3週間前までにお使いいただければ残留性もなく安心です。
 (裏を言えば 薬の効果は3週間までですよ という事になります)

 虫 注意報虫 注意報










 オルトランという薬は 各農薬メーカーから売り出されています。
 私感ですが 値段の高いオルトラン程 良く効く様な気がします。成分は同じという事ですが
 やはり効き方に差があるようです。             



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