水曜日ですが 個人営業にて配信しております。
今日も梅雨の中休み 営業したかった!というのが実感ですが
火曜日の日に 日日草(ビンカ)のイイ品種が入りましたので
ぜひ ご紹介を申しあげます。
今日は日日草(ビンカ)の話。
日日草(ビンカ)
キョウチクトウ科ニチニチソウ属 1年草
日日草の花の寿命は短く 2~3日で終わりますが、毎日のように新しい花が咲くことから
この名前が付いたとされています。
寒さには弱いので、例年5月中下旬から園芸店に出回ってきます。
最近では 早く4月頃には出荷があるようですが、当店では扱いません。
今年の4月ではキツかったのではないでしょうか。
日日草の生育適温は25度と考えてください。
鉢植え、プランター、花壇、ハンギング 何にでも使用できますが
水はけのよい粗い用土をお勧めします。ご自分で調合される場合は赤玉土:腐葉土=6:4で
配合してください。
日光が好きです。水も好きです。(過湿は嫌がります。乾燥には強いです)
しかし・・・長雨は苦手です。特に強い雨が苦手です。
実は 日日草のかかりやすい病気に「立ち枯れ病」があります。
日日草は 雨や灌水で土からの跳ね返りの水が葉裏や軸に付いてそこから病原菌感染する
ケースが多いんです。
灌水は 上から強いシャワーを掛けるのではなく、株の横からそそぐように水かけをすると
良いでしょう。花も長持ちします。
梅雨(長雨)対策として、土の跳ね返りがない様に株元に水ゴケを張ったり(鉢、ハンギング)
腐葉土で株元を覆ったりします。マルチなどでも良いでしょう。
【肥料】
毎日のように花を咲かせるので肥料は欠かせません。窒素の多いものでは葉や茎が伸びる
だけで花が咲かなくなってしまいます。梅雨明け後酷暑時にはカルシウムを含む有機液肥が
最も有効ですが、なければ普通の液肥でもいいです。
【病気・虫】
かかりやすいのは「立ち枯れ病」清潔な土を好みます。立ち枯れ病に有効な殺菌剤を
梅雨間に2回はかけておきたいですね。梅雨明けしてしまえば、あまりいりません。
虫はアブラムシ。定期的に枝の先端を確認しておきましょう。
【切り戻し】
枝が伸びすぎてだらしなくなったら、半分くらいに切り詰めてあげます。
すべての枝を切り戻す必要はありません。
さて 基本的な育て方は以上ですが
ここから ちょっと変わった品種のご紹介。
スターサイクロン
枝が伸びて横張りをします。鮮やかなレッドと切れ込んだ花が特徴です。
幅広の切れ込みのある花弁が特徴の純白種。
変わり咲きの淡いピンクが特徴。
絞りのガラが特徴の種。発色がなんとも言えません。
パステル~サーモンにかけての色合いが美しい絞りの品種
写真では濃い紫に見えますが、茶色がかっています。大人色です。
写真では白に赤班に見えますが、白ではなく薄いグリーンなんです。美色!
日々草には珍しい フリンジ(フリル)咲きの種類です。
ほとんど 私の個人的な趣味での衝動買いなのですが、花好きな方
お付き合いいただけますか?
ビンカコレクション。見てるだけでも楽しいですよ。ぜひお越し下さい。
@380 3つで980円です。