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花を楽しむ観葉植物 スパティフィラム

 今日も少し肌寒い 4月の中旬でした。
 明日も朝方は少し冷え込みそうですが、園芸の世界では「観葉植物の旬」が
 始まっています。
 市場でも観葉植物の量が増えてきました。
 これから珍しい観葉が入荷することを期待します。

 今日は4~5月 春から初夏にかけて 花を楽しむ観葉植物
 「スパティフィラム」をご紹介いたします。

 スパティフィラム  熱帯アメリカ原産 サトイモ科
 花を楽しむ観葉植物 スパティフィラム
 スパティフィラムは「スパティ」の愛称で呼ばれる 観葉植物です。
 白い花に見える物は 苞(ホウ)といいます。(正確には 仏炎苞)
 真ん中にそびえる棒状の場所が 花(正確には 肉穂花序) なのです。

 サトイモ科にしては 案外に寒さに強く 春から夏にかけて花を立ち上げます。
 さすがに観葉植物。葉も美しいです。

 育てやすい植物で、屋内向きです。明るい場所が好きで、日光不足では花が咲かない
 場合もあります。夏の直射日光は葉焼けの原因となりますので避けましょう。
 (花が咲かない原因の1位は 日光(明るさ)不足です
  日陰でも葉は成長しますので 日光不足とわからないケースが多いんです)

 花が咲かない原因の第2位は 肥料の不足です。4月中旬から盛夏前まで定期的に
 液体肥料をあげると良いです。置く肥料も良いですが 液体肥料がお勧めです。

 植え替えはちょうど今の時期4~5月がお勧めです。株分けもできます。
 スパティは 土を選びませんので観葉植物の土ではなくて 水はけの良い培養土で
 大丈夫ですね。

 スパティの花(あえて花と呼びますが)が緑色になってきたら、葉を切らないように
 軸の部分だけを切ります。花が開くときに明るさが不足しても緑色になる事がありますので
 花の色は 信号だと思ってください。

 スパティを育てて楽しいのは「わがままな花」だということです。
 正しく育てているのに 花が咲かなかったり かと思うと 一気にたくさんの花を
 立ち上げたり 不定期に花が咲くところが楽しいですよ。

 【以下余談】
 ここで、花を楽しむサトイモ科の植物のご案内
 かわいい 水芭蕉。これは畑地(鉢植え)でも育てられる水芭蕉です。
 尾瀬の水芭蕉とはチト違いますが
 花を楽しむ観葉植物 スパティフィラム

 私のブログではおなじみです「アンスリューム」
 花を楽しむ観葉植物 スパティフィラム
 
 一口には語れない「カラー」 実は「湿地性」「畑地性」で性格が分かれます。
 色鮮やかなカラーは 春植え球根です。
 花を楽しむ観葉植物 スパティフィラム 

 アンスリュームは「観葉植物」 カラーは「球根植物」 水芭蕉は「湿地の園芸植物」
 同じ サトイモ科ですが「耐寒性」が全然違います。

 一般的に 観葉植物のサトイモ科は 寒さに弱い物が多いので冬の管理に注意が必要です。

 でも いかがですか?

 お花は どれも似ていませんか?

 



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