花と緑の専門店 浜松植木

 TEL:053-486-4187

原点回帰 コチョウランの話

 遅めの投稿になってしまいました。
 しかし 今日は風が強く 肌寒い一日でしたね。
 当店では 最低温度が10℃を下回る予報が出た場合「暖房」をつけています。

 暖房をつけると言っても屋内すべての売り場につける訳ではなく
 蘭や寒さに弱い観葉植物の部屋につけるだけですが。

 弊社 浜松植木は元々は盆栽を店頭に置いたことから商売が始まったと聞いています。
 それが 高度経済成長時代より少し前から色々な植物を置くようになり
 特に「蘭」が隆盛な時代に浜松でも「珍しい蘭を置く店」「品ぞろえが豊富な店」
 として評判を得た と(お客さんに)聞きました。

 【昔話】
 今もお付き合いのある方に言われた事ですが
 「主人が初めてのボーナスをもらって来る日、家で待ってたらケーキとおたくの蘭に
  すべて化けちゃってたのよ、ホホホ・・・。」
 奥さんはその時の蘭、シンビジュームでしたが たいへん大切に育てられて
 株分けを繰り返し ご主人が定年を過ぎた今でも毎年花を咲かせられているそうです。

 今では高値が望めなくなった種類のシンビジュームですが、物の価値というものは
 その人が決めるもので そのシンビジュームは奥さんにとってどんな新品種の花より
 価値があるものではないでしょうか。

 弊社社長の二人の兄弟、私から言えば叔父さんなのですが蘭屋です。
 いえ 蘭を専門に作っている農家というのが正しいんでしょうか。

 私が小さい頃 店の裏の倉庫に蘭にかかわる資材がたくさん置いてあったのを思い出します。
 蘭の成長を促す為のライトのような物に触れて 感電したような記憶があります。
 記憶違いかもしれませんが。素焼きの小さな鉢がコケまみれで置いてあって
 ヌルヌルした感触が「気持ち悪いんだけど触ってみたくなる」
 で
 コケを爪でひっかいて 絵を描いたりして遊んでいましたっけ。


 【余談終了】
 現在は 蘭と言えば圧倒的に「コチョウラン」が人気ですね。
 シンビジュームやデンドロビュームなども多いのですが 一年中ある蘭といえば
 やはり コチョウラン(胡蝶蘭)ですね。

 原点回帰 コチョウランの話

 原点回帰 コチョウランの話

 胡蝶蘭は東南アジア原産の蘭です。熱帯地域の比較的標高の高い場所で
 湿度が充分にある場所で「着生」して生息します。

 胡蝶蘭の鉢を分解すると、1花1ポットで植えられていることが分かります。
 最近では水ゴケよりもバークチップで植えられている物が多いと思います。
 水ゴケを上に載せてあるのは、昔のなごりと 湿度の確保の為だと思います。

 胡蝶蘭は草花のように水を多く必要としません。

 当店では 霧吹きを主体に 水かけは月に1~2回程度です。

 胡蝶蘭はこれからの時期は「二度切り」(2回咲きます)ができます。
 
 コチョウランの花が後方から段々としぼんできて、残り3~4輪位になったら
 一番最初に咲いていた所でステム(軸)を切ってしまいましょう。
 勢いのある胡蝶蘭であれば節の所から 次の花芽が生長してくるはずです。

 ステム(軸)が茶色くなったらあきらめましょう。ステムを下から切って
 次の花芽に備えます。

 以前にもお話をしましたが、加湿機を置いてある部屋では胡蝶蘭は元気です。

 元気な証拠は・・・空中に根を出してきます。実はこれが本来の姿で
 胡蝶蘭は土の中に根を下ろすことはありません。

 良く聞かれる質問ですが
 「コチョウランの肥料は何を使いますか?いつ肥料をあげますか?」

 Ans 胡蝶蘭は極薄い液肥が良いです。固形の肥料では強すぎます。
     肥料をあげるタイミングは 冬をのぞいた花が立ち上がっていない時。です。

 胡蝶蘭は1年中ある蘭だと申しましたが、温度が充分であればいつでも咲いてくれます。
 (特に短日期は咲きやすい傾向にあるようですが)
 そのためには 葉の充実が必要です。
 胡蝶蘭は 「葉1枚に花芽1つ」と言われます。
 目的は 花を咲かせる事なのですが、葉を育てるつもりでお世話をすると
 おまけに花が付いてくる といった考え方のほうがうまくいくようです。

 【こぼれ話】
 胡蝶蘭の値段とは何だと思いますか?
 花がたくさん付いている事?違います。
 
 胡蝶蘭の値段は「それを作った生産者の(技術)評価」なんです。
 胡蝶蘭ほど生産者で花もちが違う花はありません。
 丁寧に、しっかりと管理をした生産者の花は長~く楽しめますよ。

 蕾が多い胡蝶蘭はあまりおすすめしません。だってそれは作るのが楽ですから。
 たくさん花が咲いていて しかも花もちが良い!これが いい胡蝶蘭です。

【遠鉄システムサービス様の冊子で紹介されちゃいました】
 原点回帰 コチョウランの話

 しまった!これからはホームページも手を入れなければ!



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