浜松は今日も風が強い一日でした。
花粉もYO~飛んでました。目がかゆいかゆい
明日は3月3日 ひな祭りですね。桃の節句と言われますが、
桃=バラ科モモ属 の花木になります。 バラ科・桜や梅も同じ科になります。
通常は3月下旬ころの開花になりますので、ひな祭りに飾る花桃はハウス栽培になります。
旧暦の3月3日でちょうど良いのかもしれませんね。(たぶん満開状態だと思いますが・・)
さて、今日は少し変わった角度での園芸の楽しみ方のご紹介です。
園芸の文化については 話したいことは
山ほどありますが
ざっくり切り取って
江戸時代の庶民の園芸の楽しみについて少々。
江戸に入ってきた英国人は庶民に至るまで「園芸」が普及していた事に感嘆したそうです。
「その国の文化を図るバロメーターに園芸があるとすれば、この国の文化水準は
我が国の文化を凌駕する」と。
江戸庶民は粋を楽しむ人の集団です。洒落と風刺 しかも他人のモノマネが嫌いという
オリジナリティーを持つ人たちだったようです。
自慢が好きで「うちの朝顔はたくさん咲く」という朝顔自慢から 朝顔の百花咲きコンテストが
行われたり 菊の珍品自慢から、品種改良が進んだり
園芸の文化向上に この個性はたいへん役立ったと言われています。
そのなかで、「鉢自慢」が現れます。
人とは違う「鉢」を使い また 自由な染付の鉢で園芸を楽しんだようです。
江戸時代の浮世絵のなかに、色々な鉢が描かれていますが 今日ご紹介するのは
その江戸時代の浮世絵に描かれていた 鉢の銘品のレプリカです。
最近では安いプラスチックの鉢が横行していますが、やはりいい鉢はイイです。
そこに「リュウビンタイ」を植え込むと
そういえば 4/13、14日の両日 東京ビックサイトにて「フラワードリーム2013」
が開催されますが その中で江戸園芸文化にちなんだ浮世絵の展示もされるそうです。
夏には 江戸東京博物館で 江戸園芸文化特別展が開かれるそうです。
これは 私も見に行きたいと思っています。