明日は定休日です。
定休日前の ゆっくり投稿をしています。
これから だんだんと「春のシーズン」に突入していきます。
4月の園芸といえば「ブランド苗」「野菜苗」です。
種まきから 野菜を作られる方は そろそろ種まき準備です。
当店では 野菜苗の販売は4/20頃からになります。
私のブログのなかにも 時々 野菜苗が登場してくるようになりますよ。
少し前にご紹介しましたが 今は土を作る時期です。
少し暖かくなったら 一度土の診断をしてみてください。
【土の診断の仕方】
雨降りの 翌々日くらいに 花壇の土をお団子にしてみましょう。
ギュッと握った時に 指から水が染み出してくるようでは
その土は 粘質が強く有機物が足りないことになります。 腐葉土や堆肥を漉きます。
お団子を 軽くつついた時に パサっと崩れてしまう場合。
結着が足りないです。基本用土の「赤玉土」を混ぜます。
最近 「園芸を趣味として熱心な方に限ってうまく植物が育たない」という妙な現象が
おきています。その方達に共通しているのは
○ 春、秋 年2回以上の植え替えで、植え替え前には「堆肥」「腐葉土」「石灰」
を施している。
相談にみえられる方のお宅を訪問し、土の「酸度」「残渣肥料濃度」を測ると
酸度が アルカリに向いている事が多いです。
真面目に土作りをしている人が陥りやすい土の酸度アンバランスです。
【とうもろこしの勧め】
お花が好きな方には 耐え難いことかもしれませんが、1回「とうもろこし」を育てる事を
勧めます。
とうもろこしは、肥料吸収が非常に強く 土に残留している肥料の多くを吸ってくれます。
収穫後の土は 残留肥料が少ないので またクリアな状態で花がよく育つようになります。
【とうもろこしの育て方のコツ】
とうもろこしは横に根張りをします。畝立てをしたほうが良いです。余分な水が絞れます。
とうもろこしの種まきには コーヒーの空き缶があると便利です。
タネ撒き適期は ゴールデンウィークです。
30cm×30cm に一元くらいのの狭さでも とうもろこしは育てることができます。
缶コーヒーの空き缶で 深さ3cmくらいの窪みを作ります。
そこへ 3粒ずつタネを撒き 土をかぶせます。
発芽時にたっぷりの水をかけます。
あとは よっぽどの事がない限り 自然任せで構いません。
(虫の害だけは別ですが)
最近では とうもろこしの品種改良が進み、「大変食味の良いとうもろこし」が多く販売
されています。出来の良いとうもろこしは 生でも食べることができてジューシーです。
【ここだけ話】
とうもろこし というと春にタネ撒きをして夏に収穫という印象ですが
品種によっては 夏に種まきをして 秋に収穫できるとうもろこしもあります。
すべての品種が該当する訳ではありませんので あしからず。
もうひとつ 「とうもろこしは直播で育てましょう。移植をたいへん嫌います。」