いきなり余談で恐縮ですが、水曜日より全国育樹祭の準備で「エコパ」に缶詰に
なっておりました。
今日は全体リハーサルの最中 花の手入れをステージ他で行ない 明日の本番を
待つばかり。心配なのはお天気です。なんとか式が終るまで雨が降らなければよいのですが。
4日間もお店を留守にしてしまいました。
ブログを見て御来店いただきました お客様すいません、ゴンは不在でございました。
今日も「ブログ読んでますよ」という嬉しいお声をいただきました。
ありがとうございます。
さて【本文】
今日 今期始めて「ポインセチアはいつから置きますか?」というお問い合わせを
いただきました。
今年は少し遅れ気味のようですね。
多分 夏の高温時期が長かったのが影響しているのでしょう。
以前、書きましたが ポインセチアが紅葉する為には
〇 短日(日が短くなること)による
〇 低温(といっても凍えるほどではないですが)で促進されます。
条件としては、この2つ。
ご家庭で うまくポインセチアが色づかないのは しっかりと短日に遇わせる事が難しい事
にあります。ポインセチア生産者は シェードと言って太陽光を遮断するカーテンを必ず
装備しています。
また、紅葉する葉は「新葉」に限ります。古い葉が紅葉する事はありません。
ポインセチアをよく見ると 紅葉した葉の頂点に花があります。
花から下の葉しか紅葉することができないんですね。
ポインセチアは中米原産のトウダイグサ科の常緑低木になります。
低温には弱く、凍るような寒さに遭遇すると死んでしまいます。
クリスマスシーズンになると売り出されますので「寒さに強い」印象がありますが
それは全くの誤りです。生育適温は20℃くらいと高いんですね。
当店の昨年のポインセチア売り場の様子です。
今年も ポインセチアで 売り場を彩りますので 見に来てくださいね。
【ポインセチアを長く楽しむコツ】
ポインセチアは20℃前後が御機嫌。
もうひとつ光(太陽)が好きです。
こう説明するとガラス越しの窓辺
に置きそうですが、
冬でも窓辺では日中温度があがりすぎ
置き場所として適当とは思えません。
ポインセチアは
直射日光を避けた明るい屋内。
これが私のお勧めする置き場所です。
ポインセチアを長持ちさせるコツの
2つめは水やりにあります。
冬に暖かい室内に置いたとしても、
寝る時に浜松の方は大概
暖房を切ります。
すると 室温が急に下がります。
これがポインセチアの根を傷める
原因になってしまいます。
ポインセチアは10℃以下になると
成長が鈍化します。
冬眠に入ろうとします。
その時、そこに余分な水
つまり根に常に水がある状態では
根が腐ってきてしまいます。
冬のポインセチアの水やりは「うんと乾かしてから」
暖かい日和の午前中にたっぷりとが基本になります。
※ ただし、特別な肥料によって根を活性化すると成長を続けポインセチアのイキイキを
保つ事ができます。浜松植木ではこの特別な肥料(農業用)を使っておりますので
御安心してお買い求めいただけます。
なお、「その良い肥料欲しい!」という方は仰って下さい。
冬に根ぐされしやすい植物に効果的です。特殊肥料になりますので専門店でも
なかなか売っていません。
当店では「ポインセチア」の大鉢の売り出しは今週末からになります。