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スノードロップ(秋植え球根)

 10月8日の投稿で「すずらんスイセン」(スノーフレーク)を投稿しました。
 フェイスブックでこのブログに誘導をしているのですが、FB仲間から
 「スノードロップ」と違うの? というご指摘を受けました。
 (こういう反応がうれしいです。早速ネタにさせていただきます)

 今日は その「スノードロップ」について書きます。

 スノードロップ
 ヒガンバナ科ガランソス属・原産地はイギリスと言われるが、自生地としてはヨーロッパ広域

 和名では「待つ雪草」(マツユキソウ)、「待つ宵草」(マツヨイグサ)

 ※とつぜんトレビア
 1年365日、誕生日ならぬ誕生花というものがあります。
 スノードロップは、1月1日の誕生花なんですね。

 スノードロップ(秋植え球根)

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 スノードロップの特徴は開花時期にあります。
 冬の終わりから初春にかけて咲くので、「冬の終わりを告げる花」として人気があります。
 背丈が短いのも可愛がられる要因かな?と思いますが 約20cmなんです。

 だから、スノードロップを植え付ける場合は群生(密集して植える事)させると良いです。

 某種苗会社の袋詰めの球根では1袋に10球入っています。この10球を7~8号の鉢にすべて
 植えてしまいます。それ位の間隔で充分なんですね。

 育て方ですが

 【植え付け】
 花壇に向くか?鉢に向くか? と言われたら「鉢植えがいいです」とお答えします。

 秋に植え付けしますが、適期は10月です。(くどいようですが浜松標準です)

 水はけのよい土に植え付けます。

 芽出しまでは、直射日光を避けて涼しい所で置きましょう。

 【管理】
 スノードロップの芽が出てきたら、日のあたる場所に移動します。
 (ここから大事)
 スノードロップは乾燥も過湿も嫌います。水のあげすぎ足りなさすぎ は両方ともNGです。
 水管理は必ず「土の表面が乾いたらたっぷりと」が基本ですね。

 肥料はあまり多く与えません。おすすめは「液肥」です。
 ハイポネックスでしたら1000倍液を2週間に1回、みずやり替わりに与えます。

 【開花】
 浜松では2月中後半といったところでしょうか。
 植え付け時期によっても左右されますので、あまり正確な時期は言えませんが。
 小さな白い弁の花が おじぎをするように咲きますので ベリーキュートです。

 スノードロップのかわいい所は「夜に花が閉じる」ことです。
 昼間の暖かい空気を閉じた花の中に閉じ込めておくのだそうですが、
 その姿も「愛らしい」ですよ。
 花びらが ほっぺを膨らめてる子供の様です。


 【花後の管理】
 来年の球根の為に。
 暑さは基本的に苦手です。
 5月の後半になったら直射日光を避けて、明るい日陰へ移動します。

 花が終ったら(3月~4月)肥料の回数を多くします。(これがなかなかできないですね)

 暑さで葉が黄色くなってきたら休眠準備です。肥料やりをストップします。
 (水掛けはストップじゃないですよ)

 最初にも触れましたがスノードロップは「乾燥、過湿 共に弱い」ですから
 夏は 土の表面5cm下の球根を乾かしすぎない様な水やりを行なってください。
 (生育期程 水は必要ないですが 全くあげないじゃ困ります という意味です)


  今日も「アマリリス」の球根の管理に付いてご質問のお電話がありましたが
 近いうちに球根の「越冬」についてもやりましょう。

 【追伸】
 10月8日のブログ「すずらんすいせん」は背が高くなる球根植物です。花は「鈴蘭」葉は「水仙」
 で 鈴蘭水仙と名前が付きました。確かにスノードロップと花が似てますが、
 鈴蘭水仙は開花が4~5月と遅いのが特徴です。
 




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