新しい ハマゾー 慣れるのに少し時間がかかるかな?です。
出張他 新ブログへの移行もあり 約1週間の間があいてしまいました。
今日は種まきの宣伝も兼ねて記事投稿します。
わが家の花壇にタネを蒔いた訳でもないのに、毎年咲いてくれる花があります。
クリサンセマム「ノースポール」
こぼれたタネで毎年 花を咲かせます。
ヨーロッパ原産の1年草で、早春から5月位まで咲き パタリと倒れておしまいになります。
冬の寒さに強い花(逆に暑いのが苦手)なので、涼風が立った9月中旬以降に種まきをします。
ただし、こぼれ種は梅雨時期に芽を出し始め、9月には大きな株になりつつあります。
(ここで注意)
ノースポールで失敗する方の大半は、この こぼれ種から生えて大きくなってきた苗を9月に
移植しようとして失敗します。
こぼれ種で生えてきたノースポールは、10月頃 涼しさがしっかり実感できるようになってから
移植する事を勧めます。(これは サクラソウも同様です)
ノースポール と書いてきましたが、実は流通している(花屋さんで売っている)花の多くは
ノースポールでは ありません。
これって ノースポールだよね?・・・いいえ、違うんです。
実は花屋さんで売っているコレ↑
正式には クリサンセマム・バルドサム(バルドスム)“スノーランド”と申します。
ノースポールの方が発売が早く 同じバルドスム だったので、「ノースポール」の名が
残ったんだろうと思います。(「ノースポール」「スノーランド」は共に商品名)
スノーランドはノースポールに比べて花が大きく 咲いた時のボリューム感が違います。
市場での人気は圧倒的に「スノーランド」なのですが、名前が残ってしまったんですね。
クリサンセマムには、他にも多くの種類があり、代表的なのは「ムルチコーレ」と呼ばれる
黄花種ですが、こちらは、「クリサンセマム」がとれて
ただ「ムルチコーレ」と呼ばれる事が多いですね。
ムルチコーレはバルドサム種に比べて、開花が遅く 花屋さんにならぶのは2月頃からに
なります。
育ててみると、ムルチコーレの方がバルドサムに比べて寒さに弱い印象があります。
2月購入の場合は、強い霜に当てない様にすると良いです。
たまに12月頃に売られている場合もありますが、その場合も寒い環境は避けた方が良いです。
ムルチコーレもバルドサムも盛花は5月です。急に花数が増えますので、その前に追肥をして
おくと良いでしょう。