今日はちょっと早い時間の投稿になります。
「ヒペリカム」ってご存知ですか?お花が好きな方ならどこかでご覧になっていると
思います。花も実も観賞価値のある 1粒で2度美味しい という植物です。
ちょうどいい画像がありますのでアップします。
ヒペリカム
オトギリソウ科ヒペリカム属 半常緑~常緑低木
原産地 中央アジアから地中海沿岸
約15年程前になりますが、このヒペリカムの実付きの切り花が流行った時があります。
その頃は「イケイケ」でどんどん 苗木を売っていたのですが、買っていただいた
お客様 特に三方原方面で花卉を生産されている方から
「オイ! ヒペリカムが枯れていくぞ。」とお叱りを受けた事があります。
以前に 自分で育てた時には「こんなに丈夫な花はない」と思っておりましたので
「エ~ そんな事はないでしょう」という返事をしておいたのですが、
性質について詳しく調べてみると 意外な事がわかってきました。
品種により性質が異なりますが、最大公約数の話として書かせていただきます。
(園芸書に書かれていることと ずれがあります)
① ヒペリカムは半日陰が好き
園芸書には ひなた~半日陰で育てる と書いてありますが、浜松ではNGです。
夏の直射日光 特に真昼時や西日が当たるような場所は不向きと考えます。
最も良いと思われるのは、「朝日は良くあたるが、日中や夕方は日陰になる所」です。
② ヒペリカムは弱酸性の水はけの良い土地を好む
「酸性の土を好む」と園芸書ではなっていますが、酸性が過ぎると病気の原因になる
という事がわかりました。また、酸性が強い土地に植えたヒペリカムほど 真夏の
高温多湿に弱い という結果が出ました。
これは、実の観賞価値が高いヒペリカムに限りますが あまり酸性でも良くない様ですね。
三方原の生産者の方からお叱りを受けたのは これが原因だったと思われます。
ヒペリカムの苗木を見ますと ピートモス主体の土で植えられている方が多いです。
ピートモスは強酸性なのですが、多分 これは酸性・アルカリ性を調整したピートだと
思われます。それに腐植(腐葉土やたい肥)と山土を混ぜて使用しているように思います。
③ ヒペリカムは育てようとすると病気にかかりやすい
これも実の観賞価値の高い品種に限りますが、育てようとすると病気が発生したがります。
放任主義の時はそれほどでもないのに、「実をもっと付けたい」と人の手が入ると
カビ系の病気が出たがりました。あまり いじらない方が良いのかもしれません。
ヒペリカムは品種により管理が若干異なりますが、
肥料は 春と秋の 年に2回 緩効性の肥料を与えます。
花を楽しむタイプのヒペリカムは、繁殖力が旺盛でグランドカバーとしても使えます。
半日陰に1回植えておくと 雑草化?したように繁茂しますが、花が綺麗ですので
お庭で遊んでいるスペース、もしくエントランス部分にはよろしいかと思いますよ。
綺麗な実のなるヒペリカムの画像を貼っておきます。
画像はタキイ通販ネット様からお借りした物です。使用については許可をいただいて
おりますが、無断転用を禁止いたします。また 通販でこれらの苗を購入する事ができます。