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梅雨明けを待っていたのはジニア!

 オデブな私は 一年のなかで梅雨という「高温多湿」が最も苦手。
 汗もかきますが ジトっとした空気は それだけで生気をそがれるような気がします。

 梅雨の時にはクーラーが必需品ですが、「夏本番」の暑さは 結構平気なんです。
 からっと暑い太陽は むしろ好きですね。「生ビールが美味しく飲めそう」だからかな。

 私以上に「梅雨明け」を待っていたジニア・プロフュージョンをご紹介します。
 梅雨明けを待っていたのはジニア!
 
 ジニア(ヒャクニチソウ)
 キク科 春蒔き1年草 メキシコを中心に南北アメリカ が原産地。

 プロヒュージョンは㈱サカタのタネさんが作出したハイブリッド系で
 Z.リネアリス×Z.エレガンス と思われます。

 元々 ジニア・リネアリス(現在でもトップ園芸種)は病気に強く花付きが良いのが
 特徴です。欠点といえば 花の大きさが小さいという事。軸が柔らかく弱弱しく見える
 という事でした。逆に エレガンスは 花が大きく軸が強い事から両者の欠点を補っている
 (利点を強調している)品種であると思います。

 ただ、ジニアに共通の「長雨に弱い」という点があります。

 園芸のオールドファンであれば、昔の「シャッポバナ」は灰色カビ病、ウドンコ病に
 なりやすい花として有名でした。(リネアリスは耐病性がある)

 ※ ジニア・プロフュージョンは 以前のヒャクニチソウから思えば病気に強くなりましたが
 悪い事に 性質が強健になってから 出荷が早まり 5月には店頭に並ぶようになって
 しまいました。その為6~7月の梅雨時期に長雨にさらされてしまう事になってしまいました。

 個人的な意見から言えば ジニアは梅雨明け間近から植えこむのが良い と思いますが
 園芸の潮流には逆らえません。

 そういった事情より「梅雨明けを待っていた植物」という事になります。

 ジニア・プロフュージョンは暑さに強い植物ですが、強い乾燥はあまり好きではありません。
 また、花に水をかけられる事を嫌いますので 水掛けは花に当たらない様にしましょう。


 ジニアをうまく育てるコツは ずばり「マルチング」です。

 水(雨)によって土が跳ね返り 葉に付かないようにすることで ジニアは飛躍的に
 育てやすい植物になります。鉢(プランター)で育てる場合や寄せ植え、ハンギングの場合
 みずごけやバークなどで土を覆ってしまう事をお勧めします。

 ジニアは日光が好きな植物です。必ず 東~南向きで育てましょう。

 夏の肥料は(土が良ければ)液肥を勧めます。適量を1週間に1回程度水やり替わりに
 与えましょう。

 プロフュージョンは連続開花性が強い植物です。花が終った花ガラはマメに摘みましょう。
 軸が伸びて不格好になった場合 刈り込みもOKですが 猛暑時は避けた方が賢明です。

 最近ではプロフュージョンに八重咲き品種ができて これも見事です!

 
 



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