昨日の記事投稿について ご意見がありましたので
今日は その弁明をさせていただきます。
壁面花壇に使用しました植物「レックス・ベコニア」について です。
レックス・ベコニア
シュウカイドウ科ベコニア属 多年草
原産地 日本:アジア
シュウカイドウの仲間なので、基本秋咲きになりますが レックスベコニアは
主に 観葉植物としての要素が強いと思います。(花も咲きますが 園芸的に鑑賞価値は
葉の方が数倍高いように思われます)
出荷は主に 春~初夏にかけてが多く、大概の場合 鉢植えで観葉植物としての流通に
なります。
では 何故 壁面花壇で使用したの?
実は レックスベコニアは 明るい日陰もしくは屋内で育てる植物としての位置はありますが
それだけですと 単に「マニア向け」商材 となってしまいます。それが惜しい。
明るい日陰での壁面材料としての実績は 充分にあります。
「夏の暑さ、直射日光に弱いのは本当?」という実証実験の意味で今回使用してみました。
「レックスベコニア耐暑性 実験」です。
実は「レックスベコニア は
品種によって暑さにも直射日光にも強い」という話を
生産者から伺った事があります。 で あるならば・・・実験してみましょう と考えました。
レックスベコニアは 案外と寒さには丈夫なんです。園芸書では5℃以上あれば~
と書かれていますが イエイエ それ以下の温度に遭遇しても 凍ったり、強い霜を
受けなければ 生きていく事ができる植物だと思っています。
何せ 原産地が日本を含むアジアなのですから。
プラス
耐暑性を持つ品種を選択できれば・・・何と 植え替え無しで生育できる壁面緑化の
材料を手に入れる事ができる しかも 管理が楽で&色もたくさん 夢の商材になる
チャンス!なのです。
「レックスベコニア は確かに夏の直射日光では 色あせしたり、葉焼け症状を起こす
危険性がある。しかも梅雨の晴れ間のような時はなおさらだ。
でも 種類と管理によっては 平気な物もあるので・・・」
現在 実験を行なっているのが弊社の入り口 東向きの所ですので
葉焼け症状を起こしたら すぐに明るい日陰へ避難いたします。 お客さんには
日向で育てる事を勧めませんが うまくいくと良いなと思っています。
はたして うまく茂るでしょうか?