浜松のそこここで「アガパンサス」の花が咲き始めましたね。
この花を見ると 梅雨の後半を感じます。そして 新盆が近いよと教えてくれるようです。
アガパンサスは浜松と相性が良いらしく 庭や花壇材としてよく用いられます。
アガパンサスの名を知らない方でも写真を見ると「ああ、この花ネ」という方も多いはず。
街中でも「アクト通り」や「新川緑地の第一通り駅の周り」で見る事ができます。
(今からが見頃ですよ)
アガパンサス 南アフリカ原産 ユリ科の多年草(ユリ科の他 諸説あるようです)
植え付け・株分け】
浜松では 植え付けや株分けは
秋をお勧めします。実際は春・秋両方できるようですが
常緑種の 私の考えとしては花期から遠い方をお勧めしています。
植え付け場所】
アガパンサスは 鉢植え、花壇、庭植え すべてに一長一短があります。
逆に どういう風に植えても 大丈夫ですよ、ともつけ加えておきたいです。いずれでも
○ 日当たりが良い場所を好む
○ 水はけの良い土地を好む
○ 風通しの良い場所を好む です。
管理】
アガパンサスは管理が非常に楽です。葉が厚いので乾燥にも強いです。
肥料も3月~5月、秋9月 に粒の肥料を置いておけば結構です。
根がすごく強い為 成長は著しく早いです。鉢植えの場合 根詰まりに注意しましょう。
ポイント】
アガパンサスは乾燥に強いですが、花が咲く時期「鉢植え」の場合は少し水を多めに
しましょう。水が切れた状態、もしくは根詰まりの状態では 花がうまく咲かない事が
あります。
花が終って、実を付け始めたら 花の軸の部分から切ってしまいます。
実(タネ)は成らせない方が 良いでしょう。アガパンサスの株が疲れてしまいます。
アガパンサスは切り花にすることもできますので、切り花で楽しむと 株が疲れません。
また、新盆の頃の 仏さまの花としても需要があることで知られています。
雑学】
アガパンサスの語源はギリシア語の「アガーベ」(愛)からきています。
アガパンサス=愛の花 の意味だそうです。
一般的に
青紫色の花ですが、白のアガパンサスもキレイですよ。