昨日は「母の日」から逃亡してしまいました。
今日は王道「カーネーション」について書きます。
カーネーションはダイアンサス(なでしこ)科の植物です。(前にも書きましたが)
浜松でもカーネーションの栽培がありますが、ほとんどが「切り花」です。
(かつては、だいぶ多かったですね。私も切り花用の穂を売り歩いた覚えがあります)
カーネーションのタブー(鉢植え編)
① 日光の当たらない所
カーネーションは日光が大好き。
日光が当たらない所へ置いておくと とたんに
ダメになってしまいます。(切り花はこの限りではありません)
② 肥料切れ
鉢植えカーネーション、またはガーデンカーネーションの場合 花が連続して開花します。
この時に 肥料が不足していると 葉が黄色くなったり 花が小さくなったり
少なかったり といった症状がみられます。
鉢植えのカーネーションの場合 1週間に1回程度 薄い液肥を与える事を勧めます。
③ 乾燥した室内
カーネーションの大敵のひとつに「ホコリダニ」があります。
ホコリダニは 他のダニ類同様 乾燥した場所を好みます。乾燥した室内にずっと
置きっぱなしにして、葉色が悪くなってきたな と思ったら疑ってみて下さい。
④ 長雨に当てる事
ガーデンの場合は仕方ないとして、鉢植えの場合 軒下が絶好のポジションです。
長い雨(梅雨時など)に当てると 花だけでなく先端部分の軸まで腐ってくる事が
あります。元々 地中海原産の物ですので 多湿には弱い性質を持っています。
カーネーション こうしたら喜ぶ
① マメに花ガラ摘みをすること
花がしぼんできたら「ガク」といっしょに花ガラを摘みましょう。花ガラは病気の素です。
② 水かけはやさしく 株元へかけましょう。
カーネーションの根元へたっぷりの 水をかけてあげましょう。液肥もしかり。
カーネーションは意外と根が少ないようです。
だから 鉢に比べて ボリュームが出るんでしょうね。
「母の日」の定番 カーネーション できるだけ長く楽しんでください。
あっ! 後 ひとつ、付け加えます。
「カーネーション」ほど 品質に差ができる植物も珍しいです。安いカーネーションは注意!
咲かない危険性があります。
花屋さんには「咲く」カーネーション、「咲かない」カーネーションを見分けるコツが
あります。ここではご紹介できませんが、安いカーネーションには注意したほうがいいですよ。