日曜日の黄昏時の記事投稿 今日はゼヒ書きたいと思っていました内容です。
ペチュニア×カリブラコア の 属間交配種「スーパーカル」について書きます。
カリブラコアもペチュニア同じナス科の植物で1990年前までは同じ属として扱われて
いましたので 絶対に出るな と思っていましたが、
やはり種苗会社 から一斉に「新品種!」として出てきました。
その中でも「サカタのタネ」作出の「スーパーカル」をお勧めしたいです。
【スーパーカルの特徴】
① ペチュニアの強さ
ペチュニアはカリブラコアに比べて、暑さ・寒さには強い性質を持っています。
スーパーカルは、このペチュニアの性質を受け継いでいます。
② カリブラコアの花付き、ペチュニアの花の大きさ
スーパーカルは、脇芽の伸張性に優れ 株の張り方が旺盛になります。その為
10号の丸鉢、もしくは65cmの標準的なプランターでは2~3株植えで充分です。
花はペチュニアの中輪程度の大きさで、しかも花がたくさん付くのが特徴です。
③ 雨に強い、べとつかない
スーパーカルの最大の特徴ですが、ペチュニアの花の手入れをすると指先がベトつく感じ
があるのですが、これには全く感じません。サラッとしてます。爪も汚れません。
べとつかない ので雨後の花ガラ摘みも楽にできます。
さて、あまり良い点ばかりを挙げても信じてもらえないかもしれませんので、
反対に 欠点も挙げてみたいと思います。
① しなやかさに欠ける 生育が旺盛で 脇枝に充分な
固さがあるために、しなやかさに欠けます。
ふんわり、こんもり させる為には 数回の刈り込みが必要になります。
② 色目が少ない、品種間で育て方に格差がある 今後の期待を込めて書きますが、色がピンク系に偏っているので6種類あるといっても
かぶる色がありますね。あち「テラコッタ」「ネオンライト」「ライトピンク」の3つを
育てた事があるのですが、「テラコッタ」は枝が暴れます。ライトピンクは他2種に比べ
生育が劣る と感じました。(それでも旺盛なんですけど)
自分の管理のクセに合ったのは「ネオンライト」でした。(写真の品種)
日当たりは好き、排水の良い肥料持ちの良い土を好む、肥料はほかの草花に比べ多め。
一度 作ってみていただきたい品種です。サフィニアに負けないパフォーマンスを
見せてくれますよ。