こんばんは。
巷では「連休」のようですが、俗世間から離れてしまってる感のある「ゴン」です。
今日は朝一番で「開店のお祝い」の花(スタンド花)を高丘西までお届けにあがりました。
「餃子」のお店です。名前が私と似ているので親しみがわきます。風が強いので少し心配。
午後にはN幼稚園さんで「幼稚園児のコンテナガーデン」作り第2弾を行なってきました。
たくさんのお花が植わりました。みんな上手でしたよ。
これは 3月2日~浜松街中で行なわれる「花・緑タウンフェア」の一環です。
さて、表題の「トルコキキョウ」の事ですが、
当店は「園芸店」という仕事の他に「種屋」という仕事もしています。
花や野菜のタネを「生産者」に卸売り販売することもよくあります。
JAとぴあ浜松さんの「トルコギキョウ」研究会さん にもタネを納めさせていただいて
20年になります。
現在、静岡県は「トルコギキョウ」の生産量が全国第5位で、しかも品
質が高い事が有名です。
浜松を中心とした「県西部地域」は静岡県の切り花生産の2/3を占める「生産地」でも
あります。
「トルコキキョウ」は、今や切り花のスターになっています。
その理由としては
○ 色や形が豊富である。
○ 温室があれば一年中生産できる
○ 価格が安定しているので、農家の方が取り組みやすい
人気がありすぎて、品種数が多く「プロ」を自認している私でも名前が憶えられないほど
になってしまいました。
一部メーカーのパンフレットですが、これ すべて「トルコキキョウ」のみのパンフレット
なのです。
パンフレットを見てお気づきですか?
「トルコギキョウ」という名称は、1社しか使っていません。
実は「トルコギキョウ」と名付けたのは横浜に本社を置く ㈱サカタのタネさんです。
他のメーカーさんは「ユーストマ」とか「リシアンサス」という書き方をします。
私達に馴染みの深い「トルコギキョウ」という名前は、この品種をリードしてきた種苗会社
のネーミングだったのです。
念の為に言いますが「トルコギキョウ」は原産地がアメリカ、
桔梗の仲間ではなくリンドウ科です。