この時期になぜ?ひまわり???
外は雨。このところブログをさぼり気味で皆さまにはご迷惑をかけております。
(開いた瞬間 なんだ又同じページかよ とご不満を持たれるかもしれません)
今日はちょっと毛色の違う物をご紹介いたします。
冬でも育てられるヒマワリ「ビンセントⅠ型オレンジ」
写真は 3月です。でも種をまいたのは 1月です。
およそ2カ月でハウスのなかで咲きました。その間には暖房をしていません。
ハウス と言うと「暖かい」という印象を持たれる方が多いかもしれませんが、暖房の
入っていないビニールハウスは夜はとんでもなく寒くなります。
ちょうど車を想像してみてください。夜にエンジンのかかっていない車中 冬はすごく
寒いですよね。
さて、ひまわり 通常は発芽適温が15℃~20℃くらいです。しかし、品種によっては10℃以下
でもしっかりと発芽する品種があります。
しかし、私が驚いたのは この発芽の揃いの良さ。バツグンです。
通常10℃以下で発芽できる品種であっても 発芽の揃いはバラバラになることが多いのですが
この品種はしっかりと揃います。
もう一点
長さが80cmあります。
この長さであれば しっかりと生花として流通することができます。
しかも 花が上向きですので、輸送の途中で花びらを傷める心配もありません。
なぜ、今日「ひまわり」を取り上げたかというと
この品種の出現によって「
浜松では無加温で1年中ひまわりの栽培が可能になった」からです。
今後 隙間栽培としてのひまわりの生産需要は大いに高まることを期待しています。
「ひまわり」が1年中花屋さんの店頭に並ぶ日も近いですね。
追記)ひまわり「ビンセントⅠ型オレンジ」は冬の栽培には適しますが 高温期の栽培は
NGです。又 カタログ外商品の為、タネは専門のタネ屋さんでしか扱いがありません。