胡蝶蘭
ことしもあと8営業日を残すのみとなりました。
本当の「カウントダウン」ですね。
やり残した事は無いか?自問自答してみますとやり残した事だらけなので忘れる事にします。
さて、クリスマス商戦は花屋さんの場合すでに勝負が見えましたので(明日配達ピークです)
これからは
「お正月」商戦突入!!です。
満を持して「胡蝶蘭」 おすすめです。
「豪華さと清楚な感じを併せ持つ」気品のある花 といえば胡蝶蘭でしょう!
特にお正月に来客が予想されるご家庭にはおすすめいたします。
この花が一鉢飾られているだけで裕福な心持ちになりますよね。(いい家だ~
)
胡蝶蘭は東南アジア原産のランです。着生ランで亜熱帯~熱帯の出自なので日本の冬は少し
苦手です。特に お水が多いと すぐに根ぐされをおこしてしまいます。
胡蝶蘭は 寒い時期にはほとんど水掛けをしません。
ただし、多湿を好みますので、葉や根元へ霧吹きをしてあげると良いです。
花への霧吹きは避けましょう。湿度が充分であれば花は傷みません。
空中湿度が極端に低い部屋(電気系のエアコンなど)の暖房器具を使用している部屋では
加湿機や濡れたタオルなどで 湿度調整をしてください。
(花へ直接霧吹きをするとシミの原因となります 美しい花はそのまま保ちたいですよね)
(絶対禁止事項)
☓ 冬の間に肥料を与えること
☓ 窓ガラスの付近に置くこと
(花が咲いている間は 直射日光にあてない方が良いです。又ガラス窓付近は1日の
寒暖の差が大きすぎます)
☓ 10℃以下になる部屋(特に日中でも暗い場所)へ長期滞在させること。
胡蝶蘭は、放任主義で!と以前も書きましたが 胡蝶蘭が気にいった場所では
12月の購入で 5月頃まで花が楽しめますよ。
この写真は 某病院で撮らせていただいた1枚です。
「去年 お歳暮でいただいたランよ~」婦長さんは仰いました。
4本の花芽と「元気な証拠」の根が ウニョっと出てます。(根は外に出ていてイイんです)
「管理がいいんですね~」(私)
「ずっとここに置いといただけよ~」(婦長さん)
「お水や肥料はどうされてました?」(私)
「やった記憶が無いわね」(婦長さん)
確かに肥料はあげてないでしょうが、お水は 忘れた頃にあげる という位だと思います。
(再言) 「胡蝶蘭は放任主義に限る!」