デンドロビュームの花をつけるポイント
おなかが鳴ってます。
ご飯食べたい・です。
この後 植え替え作業が待ってます。 おなかがすきました。
さて、今日は「デンドロビュームの花を咲かせるポイント」「間違えやすいこと」
を投稿します。(ノビル系 一般的なデンドロを浜松で育てるには ということですが)
花を咲かせるポイント
① 8月までに肥料やりを終了します。
逆を言えば 「8月までにしっかりとバルブを育てましょう。」 ということです。
デンドロは 暑さ、寒さに強いですが、
6~8月の直射日光は葉焼けの原因となります。
できれば涼しい環境で育てるほうが良いです。デンドロは着生蘭です。着生蘭の基本として
濃い肥料は避けましょう。極薄い肥料が成長期にはずっと効いている方が良いです。
デンドロの1年のサイクルを考えてみましょう。
成長期 :4月~8月
花芽準備期:9月~11月
花芽形成 :12月~2月
開花期 :3月~4月
4月が被っているぞ!と思われた方。イイ質問です。
4月は開花期でありながら、下から次のバルブがにょっきりと芽を出す時期になります。
この時に、肥料を置いてしまうと 花の寿命が短くなってしまいます。
新芽の栄養は親のバルブから行っているので「肥料は不要」であると私は思います。
肥料開始は植え替え2週間後から でいいでしょう。
デンドロは成長が早いので、あせらなくても大丈夫ですよ。
② 寒さにあてよう
デンドロは 寒さを感じて花芽を形成する と書きました。実際はそれ以外の要素も
多々あるのですが一般的には無視します。「
デンドロは寒さに当てる」事が重要です。
寒さのために 葉が落ちてしまうかもしれません。 でもそれでイインデス。
この写真 立ち本数の割りに 葉が少ないと思いませんか?
デンドロは、葉が無くても花をつけるんです。新芽の葉は落としたくないですけど。
ただし
花芽が出来てから 霜にあたることは避けたいですね。小さな花芽がポロポロ落ちます。
凍る事、霜にあたる事(余談ですが)
霜にあたったり、凍ったり することは、葉から水分を失わせることと同じなのです。
(浸透圧の加減で葉内の水分が外へ出てしまう。つまり、水分欠乏 と同じ症状をおこします。)
(余談の余談)
たくさんの花を咲かせたいマニアな方
9月以降も 窒素分の入っていないリン・カリ肥料であれば与え続けることができます。
花芽準備期~形成期にリン・カリが効いていると 多くの蕾を着けることができます。
また、新芽の徒長も防げるため 専門家やマニアの方は「ホストップ」を2000倍で
2回程度 葉面散布することをおすすめします。ホストップは以前にもご紹介させて
いただきましたが、「サカタのタネ」さんの通販で購入できます。
デンドロビュームの専門農家さんへも 卸させていただいて好評をいただいています。
おなかすきました。今から植え替えです。
明日は何を書こうかな?