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デンドロビュームの育て方③

   デンドロビュームの花をつけるポイント

 おなかが鳴ってます。

 ご飯食べたい・です。

 この後 植え替え作業が待ってます。 おなかがすきました。


 さて、今日は「デンドロビュームの花を咲かせるポイント」「間違えやすいこと」

 を投稿します。(ノビル系 一般的なデンドロを浜松で育てるには ということですが)


 花を咲かせるポイント

 ① 8月までに肥料やりを終了します。
 逆を言えば 「8月までにしっかりとバルブを育てましょう。」 ということです。

 デンドロは 暑さ、寒さに強いですが、6~8月の直射日光は葉焼けの原因となります。
 できれば涼しい環境で育てるほうが良いです。デンドロは着生蘭です。着生蘭の基本として
 濃い肥料は避けましょう。極薄い肥料が成長期にはずっと効いている方が良いです。

 デンドロの1年のサイクルを考えてみましょう。

 成長期  :4月~8月
 花芽準備期:9月~11月
 花芽形成 :12月~2月
 開花期  :3月~4月

 4月が被っているぞ!と思われた方。イイ質問です。
 4月は開花期でありながら、下から次のバルブがにょっきりと芽を出す時期になります。
 この時に、肥料を置いてしまうと 花の寿命が短くなってしまいます。
 新芽の栄養は親のバルブから行っているので「肥料は不要」であると私は思います。
 肥料開始は植え替え2週間後から でいいでしょう。

 デンドロは成長が早いので、あせらなくても大丈夫ですよ。


 ② 寒さにあてよう
 デンドロは 寒さを感じて花芽を形成する と書きました。実際はそれ以外の要素も
 多々あるのですが一般的には無視します。「デンドロは寒さに当てる」事が重要です。
 寒さのために 葉が落ちてしまうかもしれません。 でもそれでイインデス。デンドロビュームの育て方③
 この写真 立ち本数の割りに 葉が少ないと思いませんか?

 デンドロは、葉が無くても花をつけるんです。新芽の葉は落としたくないですけど。

 ただし
 花芽が出来てから 霜にあたることは避けたいですね。小さな花芽がポロポロ落ちます。

 凍る事、霜にあたる事(余談ですが)
 霜にあたったり、凍ったり することは、葉から水分を失わせることと同じなのです。
(浸透圧の加減で葉内の水分が外へ出てしまう。つまり、水分欠乏 と同じ症状をおこします。)

 
 (余談の余談)
 たくさんの花を咲かせたいマニアな方

 9月以降も 窒素分の入っていないリン・カリ肥料であれば与え続けることができます。
 花芽準備期~形成期にリン・カリが効いていると 多くの蕾を着けることができます。

 また、新芽の徒長も防げるため 専門家やマニアの方は「ホストップ」を2000倍で
 2回程度 葉面散布することをおすすめします。ホストップは以前にもご紹介させて
 いただきましたが、「サカタのタネ」さんの通販で購入できます。
 デンドロビュームの専門農家さんへも 卸させていただいて好評をいただいています。



 おなかすきました。今から植え替えです。


 明日は何を書こうかな?



 

 
 

 




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デンドロビュームの育て方③
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