パンジー早植え厳禁です。
おはようございます。今日の投稿で9月は皆勤賞になりました。
9月最後の記事はちょっと考えていただきたいことです。
近年、園芸の世界では「
旬」というものが無くなってきました。品種改良によってその植物
の出回り時期とかも様々です。しかし「
適期」というものはしっかりと存在します。
その植物の生理生態によって いつ何々をしなければいけない という時期のことです。
園芸が「園芸店」主体で売られていた時代から大きく変化し「ホームセンター」「量販店」
という形態が この適期をお客さんに伝えるという役目を狂わせてしまいました。

先日、新聞の折り込み広告を見ていて ビックリしました。もう「パンジー」が売られて
いるのですね。
浜松では
パンジーの植え込み適期は11月から12月中旬頃です。
適正な植え込み温度は20℃-10℃ くらいになってからです。現在のように最高気温が30度
近い時期に植え込んだパンジーは 徒長したり枯れたりする恐れが大きいです。
世界でパンジーのシェアが50%ある「サカタのタネ」のカタログにも出荷モデルとして
11月よりの出荷を推奨しています。(横浜標準)
パンジーを例にとりましたが、パンジーに限らず色々な植物で同じように適期を無視した
販売が 心ない(知識ない)業者によって行なわれていることは事実です。
私は、このままではいずれ 園芸が人々から見捨てられる時が来るのではないかと危惧
をしています。
園芸には「商業」「文化」という二つの面を持っています。
いきすぎた商業主義は文化を破壊し、業界全体をつぶしてしまう可能性があります。
真に「花好き」な方は まず植物の性格を知ったうえで購入されることを望みます。
浜松植木で買ってくださいとは言いません。信用のおけるお店で店員さんと話をしながら
買っていただければ失敗(枯らす事)はなくなるでしょう。
そうすれば 少し園芸にも未来が見えてきますかね。