花と緑の専門店 浜松植木

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ガーデンガーベラ「ガルビネア」

 浜名湖へ舘山寺街道でドライブをされた方は多々 多々いらっしゃると思いますが

 フラワーパーク周辺では 温室がたくさん並んでいる光景が広がります。


 静岡県は 全国で有数の「花の生産県」です。 毎年 4~7位に位置しています。

 その中でも 天竜川以西は 静岡県全体の2/3の 一大生産地 そのうち ほぼすべてが
 「切花」なんです。

 フラワーパーク周辺では「キク」とともに 日本一の出荷量を誇る「ガーベラ」がハウスを
 彩ります。

 
 浜松は ガーベラの栽培に最適の地と申し上げます。

 ■ 冬の晴天日が多い (日照量が多い)

 ■ 水が枯れない (天竜川水系の恩恵)

 ■ 土壌が 粘質で保肥料が強い (堆肥などの使用で ガーベラに最適な土つくりができる)

 そんなバックグランドを持つ 浜松で 最適な「花壇用ガーベラ」(ガーデンガーベラ)が
 タキイ種苗より発売されました。

 ガーデンガーベラ 「ガルビネア」および「ガルビネア スイート」です。

 ガルビネアは以前に取り上げました。

 今日は ガルビネアの復習をしながら「ガルビネア スイート」を取り上げます。

 ガーデンガーベラ「ガルビネア」

 ガ-デンガーベラ・ガルビネアスイート

 中輪咲のガーベラです。

 切り花としても利用できます。というか もともとは切花品種です。

 大きな特徴は2つ

 ① 耐寒性、耐暑性が強い!
 ガーベラは「非耐寒性多年草」です。(一部 宿根草表記あり)
 今までは 霜や凍結によって 株自体が枯れてしまいましたが
 ガルビネアは-5度程度まで大丈夫です。

 耐暑性も強く 真夏の直射日光でも平気です。
 ただ 水切れには注意します。そのためにも 春 早めに植えます。
 ガーベラは根が強く 長く下に根を張ります。


 ② 病害虫に強い!
 ガーベラの大敵は ダニ、ハモグリバエ(エカキムシ) うどんこ病です。
 これらの 病害虫に対して強い品種特性を持ちます。



 さて、ガーデンガルビアの楽しみ方ですが「鉢植え」「花壇」どちらもOKです。

 問題は「土」

 昨年 私は「鉢植え」を作りましたが 水はけのよい土 を心がけました。

 ただ
 ガーベラは「肥料が好き」なので 保肥力の強い土も合わせて考えました。

 で 自作の 専用培養土を作ったのですが
 赤玉土 中粒 2割   赤玉土 小粒 4割  もみがら堆肥 2割  鹿沼土 1割
 その他 バーミキュライト 燻炭 ゼオライト ピートモス を混ぜて

 8号の長鉢に植えました。 育つ育つ、すごい勢いで育って行きました。

 花壇植えの場合 畝立をして 植え込み位置を少し高くしておくとよいです。


 肥料は 夏期は液肥中心で 春、秋は IB肥料でよいと思います。


 確かに この品種は 病害虫に強いようです。農薬使用はありませんでした。


 その他の作業として 「葉掻き」があります。

 ガーベラは 葉が茂りすぎると 花の立ち上がりが悪くなります。
 また 葉が多くなると 病害虫のもとになります。

 そのため 下の大きな葉を付け根から手でもぎ取ります。

 上から見て株の中心部に日が当たるほどの 葉の量が適当です。


 冬期 花が少なくなり 葉が汚くなりますが 冬はあまり構いません。

 春になると 新葉が立ち上がり花芽が見えてきますので そうしたら

 古い葉を取ればよいでしょう。

 越冬した株には 株元に 堆肥をまいて増し土をするとよいです。


 - - - ゴン - - -




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