花と緑の専門店 浜松植木

 TEL:053-486-4187

スプレーギク

 夕方の投稿です。
 お店はおまかせ。

 今日の投稿はちょっと毛色が変わります。
 日本人には馴染みの深い花なのですが、装花としてはなぜか一定年齢以上の方に
 人気のある花「キク」についてです。

 キクというと
 お年寄りが趣味で栽培してる
 お葬式の花 というイメージが強いと思います。

 でも それって日本だけ ってご存知でした?

 ヨーロッパの人はキクが大好き。
 アジアの人も キクが大好き なのです。

 皆 普通に花壇に飾っています。
 スプレーギク

 キクの事を専門家、花屋さんは「マム」と呼びます。
 マムというのはキク科の植物の総称です。例えば「クリサンセマム」「オステオスペルマム」
 マムが 語尾につくでしょ。

 そうそう、いかがですか?上の写真は「オステオスペルマム」によく似ているでしょ?
 分枝型のキクを「スプレーギク」またはスプレーマムと呼びます。

 私は スプレーギクを寄せ植えに使う事が好きで、以前ご紹介しました寄せ植えにも
 入れてあったと思います。
 スプレーギク
 今 こんな風に咲いています。

 キクは中国原産の耐寒性多年草です。
 秋に綺麗に咲いて 1花の寿命は2週間ほどですが、これを切り戻してあげると
 お正月過ぎ頃にもう一回咲いてくれます。

 最近では「クッション・マム」と呼ばれる矮性品種が出てきて、花壇のボーダー部分
 なんかに利用される機会が増えました。

 先の「花と緑の祭り」でもジャーマン・マムと呼ばれる花鉢を持ちこみましたが
 それは 見事な花つきで 20鉢 完売いたしました。

 お年寄り(失礼)に売れるかと思ったのですが、「お店の玄関に」「マンションのベランダで」
 というご意見があり 結構 若い方世代に売れたのが印象的でした。
 
 私より少し上の方が「キクを嫌う」傾向にあるようです。
 若い方はキクの魅力(新しい魅力)が分かっているんじゃないですかね?

 一度植えておくと毎年花が楽しめるスプレータイプのキク、今後 日本人も多いに
 飾っていただきたいと思います。

 

 スプレーマムの2度咲きの方法

 10月に開花した スプレーマムは11月の末頃に最後の花がしぼみかけます。
 そうしたら、全体を 半分位にザックリ切ってしまいます。

 えッ?と思われるかもしれませんが、これでOKです。

 切った後に緩効性の化成肥料を施してください。

 (キクは 弱酸性~酸性(ph5.5位)で肥沃な土を好みます。)

 さて 切り戻しをしたキクはお正月過ぎ 1月~2月にもう一度開花します。
 皆さん!キクを植えましょう。
 



同じカテゴリー(花・緑・園芸)の記事
夏のタネ蒔きの注意
夏のタネ蒔きの注意(2015-07-11 23:36)

ニチニチソウの管理
ニチニチソウの管理(2015-07-08 01:59)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
スプレーギク
    コメント(0)