今日は「盆ぎり」に伺う為 早めの投稿です。
早いもので もう少しで私の写真が「はまぞう」トップページから削除されます。
4年前の写真なので早くに削除していただきたいのですが・・・。
今日は 以前にお約束いたしました「ハイビスカス」の育て方です。
実は 今日書く内容は 普通の園芸書と異なる部分が幾つかあります。
一応 基本に帰りますが
「このブログは浜松標準として書きますので他地域の方であてはまらない場合が多々
あることをご了承ください」
ハワイアン・ハイビスカス
アオイ科ハイビスカス属(日本語では ハイビスカスですが 本来はヒビスカスの発音の方が
似ているようです)
ハワイアン系と呼ばれる大輪種、在来種と呼ばれる中輪種 またはその交配種。
亜熱帯~熱帯に生息する常緑低木。
【ご購入のタイミング】
花屋さんが勧める ハイビスカスを買うタイミングは 6月後半~7月です。
全くの梅雨時期ですが、ハイビスカスは「お中元」商材ともなりますので この時期が
出回りの時期となり 様々な品種があります。
【ご購入後】
① 置き場所 ハイビスカスは日光が好きですが 真夏の直射日光は葉を傷める可能性が
あります。7月下旬~8月の盆過ぎまでは 明るい日陰 もしくは西日が
当たらない 風通しの良い場所を勧めます。
② 注意 ハイビスカスは30℃以上の高温期は花を付けなくなる性質があります。
購入直後に「花が咲かない」と言わず もう少し待ってください。
③ 植え替え 植え替えは 春もしくは秋ですが、購入直後の花鉢は9月ごろに
少し大きめの鉢に植え替えると良いと思います。
その場合、根を触らずに 土まし という程度が良いですね。
市販の鉢では小さすぎて 気の毒です。
④ 肥料 肥料は置き肥でしたら 月に1回、液肥でしたら 10日に1回位を与えます。
⑤ 病害虫 アブラムシは風通しの悪い場所だとアブラムシが発生しやすくなります。
また 8月下旬~9月には ハマキムシが付きますので
オルトラン粒剤を月に1回もしくは2回置きます。
【花を楽しむ】
① 花 花を多く付ける為に 花ガラ摘みをマメに行ないましょう。
日光不足では 蕾が咲かずに終わってしまう可能性がありますので
開花まで至らない蕾が発生したら 少し明るい場所へ移動しましょう。
② 葉 葉にツヤがあり、厚みがあるのは 植物が元気な証拠です。
ハダニ予防の為 水掛けの際に 葉にも水をかけましょう。
③ 重要 ハイビスカスで重要なのは 肥料を忘れない。オルトランを忘れない。
の2点です。
浜松では ハイビスカスの見頃は
秋です。
【越冬】
浜松では 軒下で越冬したハイビスカスをよくよく見かけます。基本的には
「凍ったり、強い霜にあたらなければ大丈夫ですが 一応の目安は5℃です」
私が良く配達にいくお宅は 軒下に花壇があり そこに直植えにしたハイビスカスが
2m50位に成長して 夏に綺麗な花を幾つもつけます。
浜松では 戸外での越冬も不可能ではないですが できれば屋内で冬管理しましょう。
① 冬は肥料を与えない。水も最小限に保つ事。
② 屋内でも 日当たりは確保できる場所で管理する事。
③ 冬のハダニ予防のため たまに霧吹きをかけましょう
⇒ 剪定) 多くの園芸書は秋に剪定をすることになっています。
私は ハイビスカスは秋がキレイだ と書きました。矛盾します。
私は ハイビスカスの剪定は 春4月後半から5月、屋内でしたら
3月末でも大丈夫だと思います。
剪定の目安は「半分」
葉の付いている長さの 半分にカットしてしまいます。
④ 植え替えも この時期 4月~5月が適当だと思います。
弊社でも 今が盛りとハイビスカスの苗、鉢がたくさん出ていますので、雨の止み間に
いかがでしょうか?