「父の日にひまわりを贈ろう」というキャンペーンが誠しやかに行なわれておりますが・・
花屋ではありますが 現在「切り花」をやっていませんので、
「ひまわり」という花を別の角度で御紹介したいと思います。
ひまわりは、花を観賞するというよりも、食用・搾油用として品種改良が行なわれてきました。
背の高い、花が大きい、タネがたくさん取れるひまわりの代表として
「ロシアひまわり」という品種があります。(もっともポピュラーなひまわり)
ロシア人のように大きいから「ロシアひまわり」だと思っていましたが、実は
夏の短い「ロシア」で食用、油取り用で大きくなるようにと育種されたので「ロシア」なんですね
さて、鑑賞用切り花としての「ひまわり」ですが、SBSラジオでもCMが流れています、
「タキイのサンリッチ」と「サカタのタネのビンセント」が有名です。
タキイ(京都本社 タキイ種苗株式会社)さんのひまわり「サンリッチ」は観賞用ひまわり
としての世界シェアはNo1 です。

その人気の秘密は「花粉が出ない」「生育が早い」ことに加えて「寒い時期でも作れる」
でした。サンリッチシリーズは 最低温度7℃(経験則より)あれば発芽します。
浜松では12月のタネまき 無加温ハウス の栽培で3~4月出荷が充分可能です。
切り花農家としては、無加温(ストーブなし)で栽培できる サンリッチは魅力的です。
しかも シリーズが多く 早出しから抑制まで ラインナップが揃っていてイイです。

ひまわりは「夏の花」というイメージが強いですが、お花屋さんにはほぼ年中ひまわりが
ありますよ。
VS 対して サカタのタネ(横浜本社 株式会社サカタのタネ)がサンリッチに対抗して
出してきました「ひまわり ビンセント」シリーズ!
弊社も試作をしましたが、驚愕の出来栄えでした。
(試作の模様はバックナンバーで 「ひまわり」でブログ内検索にかかると思います。)
(余談)フェイスブック「ひまわり・ビンセント」のページに弊社試作時の写真が載ってます。
まず、「低温に強い」・・・サンリッチの7℃よりまだ低い温度での発芽です。
「発芽が良く、揃いが良い」・・・低温期のひまわりは発芽が不ぞろいになることが多く
それが出荷まで影響しましたが、抜群の発芽揃いです。
「安い」・・・タネがサンリッチに比べ25%OFF位の価格設定になっています。
サンリッチの独壇場だった「ひまわり」のフィールドに「ビンセント」が乱入。
これからの「ひまわり」の切り花 どちらが優位に立つのでしょうか?
(タネ屋としては たいへん興味深い闘いが繰り広げられそうです。ワクワク)
ひまわりの切り花は年中を通じて 比較的 価格が安定している作物だと思います。
浜松の花農家さんは「ビンセント」の出現で 周年無加温出荷が可能になりました。
地元の花農家さんには笑われそうですが、私は「困った時はひまわり」を売っています。
栽培期間が短く コツを掴めば 出荷が楽ですから。しかも ほぼ無肥料で栽培できます。
ご興味のある「花農家さん」コメントを残してくださいね。