今日の投稿は昨日に続き「浜名湖周辺」を巡って を書きます。
浜名湖の花といって まず
「ガーベラ」を思い浮かべる方が多いと思います。
写真の品種は少し古いのですが、画像の手持ちがないので御勘弁いただきたいと思います。
ガーベラは言うまでも無く「浜松特産」の花です。切り花出荷量、販売金額とも全国1位。
他の競合産地の群を抜いて「ダントツの1位」です。
浜名湖周辺のビニールハウスをのぞいてみると「ガーベラ」「ガーベラ」「ガーベラ」
です。彩りもよく それだけで花の絨毯という風景があります。
なぜ浜松でガーベラの生産が盛んなのでしょうか?
まず、日照量が多く 花が立ち上がりやすい という事が挙げられます。
ふたつめには 土質がガーベラの栽培に適していた という事が考えられます。
みっつめ これが大きいのですが 風さえ遮ってしまうと浜松は冬でも温暖です。
ガーベラは宿根草ですので冬は成長を止めるのですが 株が枯れず花を立ち上げてくれます。
しか~し)
数年前から ガーベラ生産者のなかで 切り花本数が極端に減った方や 立ち枯れ症状を
訴える方が多くなってきました。その理由としては 長年ガーベラのみを作ってきた嫌地現象。
そして肥料過多による 土壌のバランスが崩れてきてしまった方が多く見受けられます。
ガーベラの栽培は連作しても15年と言われています。
では、浜松のガーベラもいずれ、すたれてしまうのでしょうか?
いえ、先進的な農家さんでは「水耕栽培」や「隔離ベット」での栽培や「高畝式栽培」を
手がけて生産量を確保されている農家さんも多々いらしゃいます。
浜松のガーベラは まだまだ 日本一の座を守り抜きますよ!
追伸)
宿根ガーベラ・ガルビネアを御紹介いたします。
ガーベラは元々宿根草なのでこんな書き方を
しなくてもいいのですが・・・。
当店では「ガーデンガーベラ」という名前で
販売しております。地植えに向き、花数も多く
毎年 楽しむことができます。
切り花で売られている花より小ぶりですが
花は良く立ち上がります。
少々 値段は高いですが、ガーデン好きな方の
アイテムとして 御紹介いたします。