ガーベラ
おはようございます。今朝の雨はすごかったですね。就寝したのが3時頃でしたので
今日は寝不足です。
今日は「切り花日本一」浜松特産のガーベラについてお話したいと思います。
ガーベラはキク科の宿根草です。冬の管理が良ければ毎年咲いてくれます。
浜松は「切り花のガーベラ」出荷が日本一の大産地です。特に浜松の西部地域で
フラワーパーク周辺はガーベラの畑がとても多いですね。浜松のガーベラは主に
春~夏にかけて植え替えをする方が多いので、秋から良品が取れ始めます。
ガーベラの切り花は夏場の温度の高い時期が苦手ですよね。ガーベラの花は軸が空洞で
あまり水揚げはよくありません。きちんと処理をしていない切り花では花もちが悪く
なってしまいます。花もちの良いガーベラを売る店はきちんとした「仕事」をしている店です。
ガーベラの花の魅力は
●無い色がないんじゃないかと
思うくらい色がたくさんあること
●大きさも様々でアレンジメント
に使いやすい。
●花の形も丸弁やスパイダーという
糸状のもの 剣弁など様々。
●花の存在感がある。
●主役にも脇役にもなれる。
こんな多様性が好まれるのかな
と思います。
さて、切り花から園芸に
話を戻したいのですが
特産品だけあって浜松の
土壌に良く合います。
花壇では厳しいところがあります
が花鉢として楽しんでいただくことを勧めます。お日様大好きです。肥料も大好きです。
この2つを忘れると花が立ってきません。風通しの良い場所に置くことも必要ですね。
これは虫対策です。
さて 咲いたガーベラを良く見ると中心部分に黄色い丸模様が浮かんできます。
これがガーベラの花粉です。花粉がはっきりと見えるようになったら、その花は
取ってしまったほうがいいです。花は鋏で切るより株元で軸を倒すようにして折りましょう。
鋏できると軸が残りそこに水がたまって株が腐ることがあります。
ガーベラは株の中央部分に日が当らないと花がつきません。葉が多く中心を隠してしまう
ようでしたら、葉を間引いてください。