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バラのようなインパチェンスの2

 昨日はえらい長文になってしまいまして、引き続き の 今日
 「バラのようなインパチェンス の 育て方」です。

 バラのようなインパチェンスの2

 八重咲きインパチェンスのなかで最も有名なのは この
 「カリフォルニアローズ フィエスタ」ではないでしょうか。
 100%完全八重咲き、しかも花型が 本当にミニバラのようで美しいです。

 現在では種子系の八重咲き品種も登場し「安売り合戦」で一歩後退の様相ですが
 本物はイイです。近頃は葉色の変わったフィエスタも登場して 品種の幅を広げて
 います。

 【ここから本題】
 八重インパチェンスの育て方

 インパチェンスの語源は インペイシェンス(耐えられない)から来ていると言われ
 育てにくい花のように思われますが、実際に扱ってみると たいへん育てやすい花
 ということがお分かりいただけると思います。

 (用土)
 インパチェンスは弱酸性の土が好きです。
 水はけ良く、水持ちの良い土
 インパチェンスは 急〇〇が苦手です。
 乾燥や過湿にならないよう気を付けます。

 (肥料)
 肥料のあげすぎには注意しましょう。
 夏の高温時には 液肥を勧めます。
 初夏や秋のように気候が良い時期は置き肥でOKです。

 (水やり)
 水は花にかからないように与えると良いです。
 
 過湿状態では、花が散りやすくなるようです。
 表土が乾いたら たっぷりの水を与えます。

 (切り戻し)
 枝が伸びてきたら 切り戻しをします。
 インパチェンスの場合 結構 大胆に切り戻しても大丈夫ですが
 高温時期の強い切り戻しは避けましょう。

 (病気・虫)
 インパチェンスは虫の害はほとんどありませんが
 立ち枯れ病には注意が必要です。
 もうひとつ 花びらが散った後 葉にこびりつき そこから病気になる事があるので
 花がら摘みはマメに行いましょう。
 追加 雨の跳ね返りが葉に付着すると 病気の元です。
 雨の跳ね返りが無いように 株元に腐葉土や水苔を敷くと良いです。

 (余談)
 一重のインパチェンスは夏の日光下でも根がしっかりと降りていれば大丈夫ですが
 八重咲きは 夏の直射はNGです。遮光あるいは半日陰が良いです。
 夏のNGは西日です。夕方に日が当たる西向きの場所は置き場所として適しません。

 八重インパチェンスは 秋深くが最もきれいに咲いてくれるようです。
 11月の花は長持ちをしますし、4℃くらいまでの低温に耐えます。
 霜にあたらなければ 越冬も可能です。(浜松では ですが)
 

 



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