今日は 旬の果物
ブルーベリーをやります。
【最初から余談】
実は わたくし ブルーベリーが苦手でした。
中学の時に流行った「ブルーベリーガム」（当時は珍しいものでした）を初めて口にして
思わず ウエーーー と吐き出してしまいました。
昔のブルーベリー香料ってやつは ホント不味かったです。
「ブルーベリーってこんな味なのか」って勝手に思ってました。
それが・・・トラウマになって ブルーベリーが苦手と口外してたりしたんです。
ところが ブルーベリーが一般的になって 生のブルーベリーを食べたとき
「んまい！」
一種 ブドウを思わせる食感と 酸味、甘味。
好物とまでは言えませんが 1パックぐらいは・・・・楽勝で完食します。
【で 興味をもって栽培】
ブルーベリーは 落葉低木になります。
他の「ベリー類」の多くが草であるのに対して 木の仲間なんですね。
ヨーロッパが有名ですが 北米原産。
ただし、ブルーベリーは適応性が高く 色々な場所で栽培されるようになりました。
大きな特徴は3つ
① 強い酸性土壌が好き
② 1本では結実しづらく 2本（2品種）以上で植えるとよい。
最近では1本で結実する品種があります。ただ まだ一般的ではないですね。
③ 系統があります。地域差があると思ってください。
【ブルーベリーを植えましょう】
1.系統を選ぶ
ブルーベリーには3つの系統があります。
① ノーザンハイブッシュ系
実が大きく甘味、酸味のバランスのよい実がなりますが 暑さ、乾燥に弱いという弱点のため
浜松ではお勧めしません。
② サザンハイブッシュ系
ノーザンハイブッシュの改良品種です。暖地向け品種で暖かい地域に向きます。
③ラビットアイ系
ノーザンハイブッシュ系より さらに温暖な土地向き。
ラビットアイ＝うさぎの目 の通り3ｃｍ程度の小ぶりな実ですが砂地から粘土まで植えられ
しかも生育が旺盛で収量も多いのが特徴です。
浜松向き系統と言えます。
早生がタイプが多く 6月から収穫ができます。
※ タイトル 「ブームに難あり」 は 浜松でも「ノーザンハイブリッド」苗を売ってる店があり
夏に枯れてしまうよ と注意したくなるからです。管理によっては育てることができますが
一般には 難しいと言えます。説明なしで売るのは ちょっと倫理に欠けますね。
ブルーベリーは1本では実がなりづらいので、同じ系統で2種類以上を選んでください。
2.植え込み
落葉木なので 通常は落葉している時期に植えるのが良いのですが ブルーベリーは
強いので 酷暑時以外は植え込み可能です。（個人的に春はおすすめしません）
日光 好きです。私は お盆までは遮光するようにしてますが。
ブルーベリーは強酸性を好みますので 植え付け時にはブルーベリー用の土を用意
します。ラビットアイ系では通常培養土を少し酸性に傾けるくらいで充分です。
酸性用土・・・ 無調整ピートモス 鹿沼土
ハイブッシュ系＝ 赤玉土4：ピートモス4：腐葉土2
ラビットアイ系＝ 培養土 ＋ 鹿沼土を2割程度、またはピートモス でOKです。
ブルーベリーは 乾燥に弱いので 水が乾かないように 腐葉土などでマルチングします。
※
ブルーベリーは植え替えて1年目が勝負。
こじれると 成長しなくなります。復活は難しいです。
3.メンテナンス
1.肥料
落葉時期に「寒肥」を与えると 春の芽吹きがよくなります。・・・1回目
花が咲いてる時期は肥料を与えません。花が終わったら
株元に堆肥を撒きます。（これは私流ですが） ・・・2回目
収穫が終わったら（夏ですね） 薄い液肥を定期的に与えます。
秋口（9月）に置き肥をして 落葉まで枝を伸ばします ・・・3回目
2. 水
ブルーベリーは乾燥が苦手。水切れをおこさないようにしましょう。
3. 剪定
収穫後 込み合ってるところ切って風通しをよくします。
落葉期 大胆な切り戻しが出来ます。弱弱しい枝や交差してる枝を切ります。
樹形を整えることも大切です。
4.病害虫
ほとんどありません。楽です。
私はブルーベリーをポットで育てていますが充分育ちます。
実成りをよくするために ある程度「根」を制限したほうがよいようです。
花の数が多くなります。当然 実もたくさん付きます。
我が家には ひよ鳥よりも 厄介なブルーベリー好きがおりまして
紫色に色ずくと 明くる日には 実が・・・なくなってるんです。
おい 嫁さん 俺の分まで残しといておくれよ。
－ － － ゴン － － －
くらし｜ 浜松市｜ 
