梅雨の間に・・・挿し芽のすすめ

浜松のゴンちゃん

2015年07月03日 23:33

 梅雨時は 挿し芽のチャンス。
    増やす楽しみ (植物なら)殖える かな。

 7/3 2本目の投稿です。これで明日は休みにしても・・・

 さて 挿し芽の一般的なやり方をご紹介します。

 今回のモデルは クラッスラですが 本来 クラッスラは多肉植物に分類されますので
 こういった 繁殖の仕方とは少し異なります。

 ただ クラッスラが「わかりやすい」ので モデルとして紹介させていただきます。


 【まずは】
 (草本類の)挿し芽に使う土は 軽い土が向きます。
 以前 (株)サカタのタネで修業してる時には
 「調整ピートモス と パーライト細粒 を1:1で混ぜた物」
 を使用していました。肥料分はないほうがいいです。

 プロは写真のような プラグトレイ(または セルトレイと呼ぶ)で挿し芽をしますが
 通常は 平板でも構いません。

 

 【穂】
 挿し芽には「天挿し」と呼ばれる 脇枝の頂点を使う場合と
 「枝挿し」と呼ばれる 2節目以降を使用する場合がありますが 簡単なのは天挿しです。
 (穂にする芽は 新芽を使います。)

 葉のすぐ下(節から5mm下)が発根しやすい部位になります。


 ここを 切りますが カッターナイフやカミソリで切るとよいです。
 かなり鋭利なハサミであれば それでもいいです。(私のハサミは かなり切れます)
 分かりがよいので 写真ではハサミを使っています。

 節に対して水平に切るのがゴン流です。
 

 
 園芸書のなかでは ナナメ切りを書いてある本もありますが、経験上水平切りの方が
 根の出方が均一になります。

 これをそのまま挿すと 「葉の面積が広すぎて蒸散が多すぎますので」
 
 下2枚の葉を落とし

 
 その上の葉も 面積を減らします。

 これで「穂」作りは完成です。

 【挿し】
 切り口に「発根剤」(市販されてる物は オキシベロン、ルートン など)
 を付けて 土に挿します。 挿す深さは 1~2cm位が適当です。
 軸を長く挿しすぎると 軸から腐るリスクが増えてしまいます。

 

 【管理】
 ■ 直射日光を避けます。明るい日陰がよいです。物によって照度が変わります。

 ■ あまり風通しのよくない場所の方が発根には適します。

 ■ 水やりは 挿し芽床を作る際にたっぷりあげておきますが、発根を促す期間は与えません。
   その代わりに 1日に何回か霧吹きをします。

 (基本的な考え方)
 挿し芽は 穂を乾かさない「水を保っている」状態を人工的に持続してあげることで
 切り口が再生し(カルス形成) 根が生えてくる という考え方です。

 梅雨時期は 湿度が高く 乾きにくいので 挿し芽には最適な時期と言えるんですね。


関連記事