カーネーション プリティ

浜松のゴンちゃん

2015年04月30日 00:37

 ポットカーネーション プリティ すすめ

 お付き合いいただき ありがとうございます。

 実は 2年前にも プリティについては書いていまして、目新しいというわけでは
 ありません。

 しかし いいものはいい!

  園芸の事情から申しますと

 母の日にカーネーション は だんだんに敬遠されています。(鉢植えの場合)

 なぜ?

 もらったときは 蕾がたくさんついていて お花もきれいだけど 咲かないから。

 がダントツの理由です。

 なぜ咲かない?

 もっとも大きな理由は 日光不足です。 どうしても部屋の中に置きたくなるから。
 そして お子さんからいただいた物は 枯れてきても捨てられない。
 ・・・気まずくなる。 そして カーネーションに怒り出す。
 ゆえに 鉢植えのカーネーションは人気がなくなっていくんですね。

 
 理由は他にもありますが、そこは 以前のブログに書いてありますので
 ブログ内検索で「ポットカーネーション」と入れてみてください。

 

 昔 昔の写真を引っ張り出してきました。

 上の写真は 母の日に売れ残った プリティを 弊社温室にて育てた時の物です。

 携帯カメラでしかも古いタイプなので 色が飛んでしまっていますが これは 梅雨明け
 7月の「バカ暑い」日の写真です。40度以上あります。

 白く見えるのは 太陽光が強すぎてそう映ってしまったわけで 実際はきれいなピンクです。

 プリティは 夏の猛暑にも強いんです。

 それでは 母の日に もらった後の管理を書きます。

 【まずは花を楽しむ】
 せっかく もらったのですから 2~3日は お部屋で楽しみましょう。

 【植える】
 プリティに限らずですが カーネーションは屋外の植物ですので 外で管理します。
 できれば植え替えをするほうがよいでしょう。 普通の培養土で結構です。

 かならず 日当たりのよい場所に置いてください。

 【肥料】
 最初は 液肥から始めましょう。カーネーションは肥料が好き。
 たくさんの花を咲かせるためにも 液肥が即効性があってよいです。

 【天敵】
 カーネーションの天敵は「ダニ」&「長雨」です。

 雨の当たらない場所に置いておきたいです。 すると ついてしまうのが「ダニ」です。
 6月は ダニの消毒をする月です。 消毒が嫌いな方は 葉水をかけることでも
 ダニの予防になります。

 【水】
 カーネーションは 暑いのと寒いの どちらが苦手?といえば 暑いのが苦手です。
 暑い時期は 生育が悪くなります。 そうしたら 水、肥料 ともに控え気味にして
 この時期をやりすごしましょう。猛暑の間だけ 寒冷紗下に避難するのも有効です。

 【花ガラ摘み】
 花が終わった花は ガラ摘みをしましょう。1つの花は およそ1週間の寿命です。
 次から次へ咲きますので、ガラ摘みは大事な作業です。

 【裏ワザ】
 カーネーションは 土の老化(酸化)が苦手です。
 酷暑時や極寒期を除いては 植え替えが可能です。新しい土に植え替えると
 また 花が勢いよく立ち上がります。
 酸化防止剤の「ハイフレッシュ」を使ってもいいですね。

 【いつまで咲きます?】
  我が家では 次の年の「母の日」がきても 前年のカーネーションが咲いていました。
 でも さすがにここのタイミングで植え替える方がよいようです。
 前年に植えたカーネーションは「さび病」を出したがります。
 同じ鉢を使用しない。同じ土で植えない。を心がけてください。

 
 上に書きました 育て方は一般的な「四季咲き ポットカーネーション」の育て方です。
 これに当てはまらない場合もありますので
 ぜひ 推薦いたします「プリティ」でやってみてください。

 
 注)私は サカタのタネの回し者ではありません。いいものはイイんです。
   プリティ には「ローズ」「あかね」「さくら」「ワイン」「さんご」といった種類があります。


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