タネまき時期到来 サクラソウ

浜松のゴンちゃん

2012年07月05日 22:51

 雨模様なんだか? 梅雨らしい天気でした。
 7月に入り 気温・湿度 ともに上がってくると タネまき適期となる植物があります。

 「葉ボタン」と「サクラソウ」(プリムラ・マラコイデス・うぐいす)です。

 「うぐいす」はプリムラ・マラコイデスの中でも耐寒性があり 花壇材料となる
 品種を指します。一昔まで4種類が販売されていました。(今でも一部メーカーは4種)
 今では3色になってしまいましたが。

 
 プリムラ・うぐいす は一回植えておくと こぼれ種が生えやすい植物です。
 プリムラのタネは非常に微細です。1cm角の立方体の箱の中に5000粒のタネが入ります。

 春に咲いた花がタネとなり、この季節に一斉に発芽をします。

 (余談ですが)一般的に タネが小さいと 種まきの際に覆土を必要としません。
 特にプリムラ・うぐいす のタネは好光性のため明るい場所の方が発芽が良いのです。

 (余談終了)たくさんの株を植えたければ、タネを購入し撒く事を勧めますが
 10月になると苗が売られますので、それまで待っていてもいいですね。

 (本題)こぼれ種が発芽すると「これ幸い」と植え替える方がいらっしゃいますが
 チョット待ってください。プリムラ・うぐいす は高温時期の植え替えは苦手です。
 コツとしては、大きくなるまで 涼しくなるまで植え替えを待つ事です。
 おすすめは9月~10月頃 「大きくなりすぎじゃない?」と言われそうですが
 涼しくなって植え替えた方が 失敗が少なくて済みます。
 あせって植え替えると 酷暑時に全滅する可能性があるので 秋に苗を買わなければ
 ならなくなります。ご注意ください。

 うぐいす は、連作障害があると考えます。(私見ですが)
 プランターで栽培する場合 土を替えるか、土壌改良を行なった方が良いでしょう。
 以前、うぐいす⇒うぐいす で植えた花壇、プランター共 鉄やホウ素が欠乏したように
 葉脈のみ深緑で 葉色がすぐれなかった事例を見かけました。美しくない。

 もうひとつ私見ですが、うぐいすのタネは交雑を繰り返すと「うすいピンク色」に
 偏るような気がします。これも大手メーカーから「ライトピンク」が消えた理由なんで
 しょうか???


 プリムラ・うぐいす の植え方から 花を多く咲かせるコツは秋にしましょう。

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