緑のカーテン塩害対策

浜松のゴンちゃん

2012年06月21日 11:33

 【緊急】

 ごめんなさい。本来は昨日投稿したかったのですが、停電になっていまして
 パソコンが使えずに 急遽本日の投稿となってしまいました。

 火曜日の夜に静岡県を直撃した 台風 今回の最も大きい被害は「塩害」だと思います。

 停電がこれだけ多くなった理由も 塩を含んだ雨水 のせいなのです。

 
 火曜日の夜 帰りそびれた私は 会社事務所にてパソコンを打っていましたが
 雷ではないですが 外で バチバチ と光が上がるのを感じました。
 「これはヤバいのではないか」と思い Yahooの気象情報、風方向を検索したら
 遠州地方が 真っ赤! しかも台風の中心は真北にあります。

 塩害が発生する条件が ドンピシャです。

 今年は特に「緑のカーテン」ブームで ゴーヤを植えられている方が多いはず。
 これは 一大事です。

 今となっては手遅れかもしれませんが、事後対策を書きます。

 ① とにかく 真水で植物の新芽、新葉を中心に 雨水を洗い流す。
  (これは 早くやった方がいいです。夜に来た台風の場合 朝日が出る前までが有効です。
   ただし、台風の風が まだ強い時にやってはいけません。危険です)

 ② 葉が黒くなってしまった場合
   葉や芽が 塩の影響を受けた場合 黒くなって元気がなくなってしまいます。
   この状態になってしまったら 水をかけてももどりません。
   下の葉を見てみて下さい。
   多くの場合 下の葉は元気な事があります。この場合は切り戻しをしましょう。
   元気な葉の上で 軸を切り取ります。 脇芽がふいてくる事を期待しましょう。

 ③ 元気がなくなっているからと言って 肥料を与える事は禁物です。
   とにかく 悪い部分を切り取ってしまい 自然回復を待つ事にします。
   移動できる鉢の場合 少しの間 直射日光は避けておきたいものです。


  以上が 台風の塩害に対する 事後の対策になります。

 今後もあることですので、事前対策を書いておきますね。

 ① 緑のカーテンの場合、台風の進路予想に当たってしまったら、ネットの上を外し
   緑のカーテンを寝かせてしまします。(避難できる場合はそれにこしたことはないです)
   風であおられない様に 重しを何カ所かしておきます。

   これでOKです。台風が過ぎ去ったら 水洗いをしっかりして また元の位置へ
   ネットをかけてあげてください。

 【塩害とは】
   台風などに伴う 強い風によって 海の塩水をふきつけられた状態となり
   新芽、新葉を主として 生育障害を受ける現象の事。

   (私は 塩水によって 葉の中の水分が外へ強制的に出されてしまうのではないかと
   思っています。特に葉の薄い植物が被害が大きいです。下葉 老化した葉に被害が
   少ないのは 新陳代謝が多く行なわれていない為 排出される水分が体に対して少ない
   もしくは 葉が厚くなった事で 免れているか と考えます。)

 返す返すも 台風が来る前に 塩害対策を書いておけばよかったと悔やんでいます。   

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