母の日 カーネーション

浜松のゴンちゃん

2012年05月09日 22:13

 昨日は「母の日」から逃亡してしまいました。
 今日は王道「カーネーション」について書きます。

 カーネーションはダイアンサス(なでしこ)科の植物です。(前にも書きましたが)

 浜松でもカーネーションの栽培がありますが、ほとんどが「切り花」です。
 (かつては、だいぶ多かったですね。私も切り花用の穂を売り歩いた覚えがあります)

 カーネーションのタブー(鉢植え編)
 

 ① 日光の当たらない所
   カーネーションは日光が大好き。日光が当たらない所へ置いておくと とたんに
   ダメになってしまいます。(切り花はこの限りではありません)

 ② 肥料切れ
   鉢植えカーネーション、またはガーデンカーネーションの場合 花が連続して開花します。
   この時に 肥料が不足していると 葉が黄色くなったり 花が小さくなったり 
   少なかったり といった症状がみられます。

   鉢植えのカーネーションの場合 1週間に1回程度 薄い液肥を与える事を勧めます。

 ③ 乾燥した室内
   カーネーションの大敵のひとつに「ホコリダニ」があります。
   ホコリダニは 他のダニ類同様 乾燥した場所を好みます。乾燥した室内にずっと
   置きっぱなしにして、葉色が悪くなってきたな と思ったら疑ってみて下さい。

 ④ 長雨に当てる事
   ガーデンの場合は仕方ないとして、鉢植えの場合 軒下が絶好のポジションです。
   長い雨(梅雨時など)に当てると 花だけでなく先端部分の軸まで腐ってくる事が
   あります。元々 地中海原産の物ですので 多湿には弱い性質を持っています。

 カーネーション こうしたら喜ぶ
 ① マメに花ガラ摘みをすること
   花がしぼんできたら「ガク」といっしょに花ガラを摘みましょう。花ガラは病気の素です。

 ② 水かけはやさしく 株元へかけましょう。
   カーネーションの根元へたっぷりの 水をかけてあげましょう。液肥もしかり。
   カーネーションは意外と根が少ないようです。
   だから 鉢に比べて ボリュームが出るんでしょうね。

 
 「母の日」の定番 カーネーション できるだけ長く楽しんでください。

 あっ! 後 ひとつ、付け加えます。
 「カーネーション」ほど 品質に差ができる植物も珍しいです。安いカーネーションは注意!
 咲かない危険性があります。
 花屋さんには「咲く」カーネーション、「咲かない」カーネーションを見分けるコツが
 あります。ここではご紹介できませんが、安いカーネーションには注意したほうがいいですよ。

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