ユリの女王 「カサブランカ」
煮詰まったところを通り過ぎまして、なんとか復帰いたしました。
本日3回目になりますが、今日は自分らしい「ブログ」を投稿していませんので
終わりがけですが、「カサブランカの育て方」なんぞを書いて 業務終了にしたいと思います。
ゆり のなかでも最も有名だと思われるカサブランカは「オリエンタルハイブリッドリリー」
と呼ばれる仲間に属します。(詳しい説明が欲しいと リクエストが来たら書きます)
浜松では植え込み適期は10月後半~12月いっぱいですが、2月頃までは植えてもOKです。
カサブランカに限らず、ゆりを育てる場合(山野系のゆりを除いて)肥料を結構必要とします。
「球根用の土」というものが売られていますが、培養土にマグアンプを少し多めに混ぜれば
大丈夫ですので あまりこだわりません。
前にも書きましたが、「球根は内部に肥料を蓄えているのであまり肥料は必要ありません」は
常識のウソ ですから、充分 肥料を混ぜてください。(マグアンプK 推奨)
さて、カサブランカの球根は鉢植えする場合 球根1~2個分上部にスペースを取って植えます。
この距離感が大切なポイントです。
ゆりは、球根の上下に根を張ります。大事なのは球根の上から出る根「上根」です。
下から出る根は主に「植物を支える」ために存在します。
「上根」によって 吸水・吸肥 を行ないます。ですので、球根の下に肥料を入れても意味ない
ことになります。
植え付けの際は、球根の下2割、上8割 くらいで肥料を置くと良いでしょう。
-
今年咲いたゆりの球根を使いたい場合-
上部の葉が黄色くなったのを確認してから、別の場所に植え替えてください。
あまり知られていませんが、ゆりは連作障害のある植物です。
この時に注意ですが、前年に早く植えた球根は葉が黄色くなるのも早いです。遅くに植えた
球根は 葉が黄色くなるのも遅いです。 経験上ですが、年明けになっても植え替えが
できない事もありました。他人(よそさま)より「遅い!」といって無理に抜く事は
やめましょう。
明後日からの「秋の球根フェア」では、カサブランカの特大球も目玉商品として並びます。
10輪以上の花を付ける「カサブランカ」に挑戦してみませんか?